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【できる男の5つ星おしゃれ術 第3回】仲間に差をつける冬のおしゃれなブランドとは

【できる男の5つ星おしゃれ術 第3回】仲間に差をつける冬のおしゃれなブランドとは

さぁ、そろそろ冬本番。マフラーなど手持ちの小物類をチェックして、今季はどんなアイテムを新調しようか、考えを巡らせるのも楽しい時間だ。冬の小物類は、使い方次第で印象がガラリと変わる。オーダーメイドスーツ「ゑみや洋服店」三代目店主 江見真也さんに、ワンランク上の冬の人気高級ブランドと小物合わせのポイントを聞いた。

江見真也(えみ・しんや)

江見真也(えみ・しんや)

ゑみや洋服店 三代目店主

「正しく、楽しく、かっこよく」をモットーに、オーダーメイドスーツやシャツなどの洋服を販売する。「あなたのモテるを創るスタイリスト」として、ビジネスファッションの着こなし方を、インターネットラジオや自社HPYouTubeにて、発信している。

マフラーは「ジョンストンズ」、今季は千鳥格子柄とモノトーン推し

 

まず選びたいのが、人気高級ブランド「Johnstons(ジョンストンズ)」のマフラーです。ジョンストンズはスコットランド北部で1797年に創業した歴史あるブランドで、イギリス王室御用達「ロイヤルワラント」の称号を受けているほど。これを認定できるのは、エリザベス女王、エディンバラ公、チャールズ皇太子の3人だけという栄誉なのです。原毛の買い付けから製造まで一貫生産する高級素材メーカーで、最高品質のカシミヤを使用している、安心のブランドです。その生地の柔らかさや手触りのよさに、一度使うとほかのものは使えない、という人も多いほど。

ここ最近は幅広の大判タイプが人気で、女性ならストールとして毎年買い足す人もいます。男性なら、細く折ってマフラーとして使うと粋になります。長細い状態にしたら二つ折りにして首にかけ、輪の部分にもう一方を入れるだけのシンプルなスタイルがおすすめ。このとき、輪のほうを一回ひねっておくと、動きが出ておしゃれな雰囲気になります。あえて巻かずに、首にかけるだけでも存在感のあるかっこよさが出せます。

 

今季はグレンチェックのスーツが流行します。グレンチェックは英国の伝統的な柄で、ウィンザー公が王子時代に好んでいたために、プリンス・オブ・ウェールズ・チェックとも呼ばれる高貴な柄。主張しすぎない柄なので、マフラーにこういった大きな千鳥格子柄を選ぶと個性が際立ちます(写真中)。

また、モノトーンも流行るので、同系色でまとめてもきれいですね(同右)。あるいは、差し色として明るい青を入れてもよく合います(左)。

柄物のほかに、ワインレッドやダークグリーンなど単色のベーシックなものも持ち合わせておくと、おしゃれブランドコーデの幅が広がります。

手袋はイタリアの職人技が光る高級ブランド「マドヴァ」で決まり!

紳士らしくこの冬は手袋もおさえておきたいアイテムです。今までいろいろなものを使いましたが、縫製の細やかさ、皮の柔らかさ、そして暖かさ、トータルで一番気に入っているのがイタリアの人気ブランド「Madova gloves(マドヴァグローブス)」です。

フィレンツェのヴェッキオ橋のふもとにある小さな工房で、1919年の創業以来、家族経営で手作りしつづけています。実店舗はここにしかありません。

柔らかさとしなやかさに優れ、革本来の風合いを残すナパレザー製の手袋。ライニング(裏地)がカシミヤのものは手を入れた瞬間に暖かさを感じます。(写真右)

ムートンタイプはカジュアルな印象になりますが、モコモコ感をおさえているので、品のよさはキープしたまま。TPOに合わせて使い分けてください。

冬のコーディネイトは、小物使いが鍵となります。少し派手な色使いを選んでいいでしょう。マフラーや手袋のほか、靴やベルト、時計ベルトなど細かいところにまで気を配ると、おしゃれで“できる男”の印象を与えることができます。

パーティには気鋭の新ブランド「ダッシングツイード」で

 

パーティに参加する機会が多いこれからの時期。まずはどういったドレスコードのパーティに出席するのかを見極めてコーディネイトを考えます。もっとも格式高いパーティでは、ブラックタイが鉄則。ご存知のように“黒いネクタイ”という意味ではなく、“タキシードを着る”という意味です。

特に決まったドレスコードがない場合は、華やかな光沢系のスーツ、シルクやモヘア素材を選ぶといいと思います。さらにくだけてもよいなら、ベルベッドやツイードのジャケットもいいでしょう。あまりにブリーチやダメージングがひどいジーンズは避け、きれいめなデニムパンツを合わせるとおしゃれ上級者。ただ、タキシード×ジーンズは、やりすぎ感が出て逆効果ですので、ご注意を。また、いくらくだけてもよいパーティだとしても、ジャケット着用は必須です。

ツイードのなかでも今もっとも注目を集めている高級ブランドが、「DASHING TWEEDS(ダッシングツイード)」です。プロのファッション・フォトグラファーと、ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ(ロンドンの伝統的な美術学校)出身のテキスタイルクリエーターが、ロンドンで2011年に立ち上げた、新進気鋭のブランドです。発表されるやいなや、人気ブランドの「ナイキ」「コンバース」などとコラボしたり、映画「パティントン2」で悪役に扮するヒュー・グラントが着用するなど話題になりました。また、イギリスに居を移した日本の有名ロック歌手も愛用しているようです。

特殊な糸を使って光る生地や今までのツイードの概念を覆すようなデザインが特徴的。ジャケットやベストにすると、クリスマスの華やかな雰囲気にぴったりです。日本にはまだ扱う店舗が少ないので、人と違うオンリーワンも演出できます。

パーティには欠かせない、ポケットチーフ

パフスタイル

クラッシュ

TVホールド

パーティ小物で忘れてはならないのが、ポケットチーフです。日本では使わない人も多いですが、華やかさの演出だけではなく、コーディネイトに統一感を持たせてくれる重要なアイテムです。パーティだけではなく、ビジネスシーンにも上手に取り入れることで、「おしゃれな人、きちんとした人」という印象になります。

決して、ネクタイと同じ柄は使わないようにしましょう。洗練さに欠けます。よくセット販売されてはいますが、別々のシーンで使う方がスマートです。

チーフを選ぶときのポイントとしては、コーディネイト全体に言えることですが、白と黒以外の色を3つまでにおさえることが基本。ネクタイの色や柄の一部、ボタンの色を取り入れたチーフを選べば間違いはないでしょう。一方で、あまり堅苦しくしすぎると、あか抜けません。ポケットへの入れ方も特に「こうしなければ」と考えず、さりげない無造作が一番いいと思います。

念のため、基本の3タイプをご紹介しておきます。

まずは、「パフスタイル」と呼ばれるもの(写真上)。真ん中をつまんで、つまんだ方を上にしてポケットに入れます。逆にひっくり返して入れると「クラッシュ」(同中)で、少し華やかな印象を持たせます。「TVホールド」(写真下)は、ポケットのフチと平行に折りたたんで差します。一番動きがなくおとなしい印象なので、ビジネスづかいにもよいと思います。

わたしは、特にブランドにこだわらず、色無地や柄物、シルクや春夏用のリネンなどを10枚ほどそろえています。「今日はこの人に会うからこの柄にしよう」と、相手を思う気持ちも加味して選んでいます。

コートを脱いだら、さらに「おしゃれ」が光る紳士。この冬、小物使いで遊ぶワンランク上のコーディネイトを楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

 <ゑみや洋服店>

電話 0120-86-2917

住所 兵庫県神戸市灘区水道筋4-1-18

公式HP http://www.emiya.co.jp/

営業 10:0019:00

定休 水曜定休

駐車場 

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