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2023年の運気アップの秘訣とは 〜五感を磨き、スタイリッシュに生きるために#4〜 風水師 宙SORAさんに訊く

2023年の運気アップの秘訣とは 〜五感を磨き、スタイリッシュに生きるために#4〜  風水師 宙SORAさんに訊く

2022年も残すところ数日となりました。新型コロナウイルスは、今なお次々と変異を繰り返していますが、世界は少しずつウイルスと共存する動きに舵を切っています。そのような中、今年世界中に衝撃を与えたのが、ロシアによるウクライナ侵攻でした。この侵攻により世界情勢が大きな影響を受け、多くの人々の暮らしにも打撃を与えることとなりました。

新たに迎える2023年は、どのような年になるのでしょうか。風水師のSORAさんに2023年を占っていただき、ポジティブに運気を上げ、心と体を整えるための秘訣についてアドバイスいただきました。

【宙SORAさんプロフィール】

SORA 本名:川原宙子(かわはらひろこ)

一般社団法人 風水師学会 代表理事

「自宅やオフィスをパワースポットに」という考えから、住居やオフィスの新築・リフォームなどの風水監修を行う。また、顧問風水師として法人・個人問わず、コンサルティング業務を行う。

テレビ番組「ニノさん」「せやねん!」「やすとも・友近のキメツケ!」「なるみ岡村の過ぎるTV」など多数に出演。風水師の養成スクールをはじめ、年間200回以上のセミナーで講師を務めるほか、「ビジネス風水」を得意とし、商品名や色・形など各企業の商品企画・開発の風水アドバイスも行う。

著書に「お金のほうからやってくる風水」「お仕事風水」「ハッピー風水生活術」がある。

東洋では「火の時代」・西洋では「風の時代」へ

風水では、運の周期を20年毎×9運=180年で読み解きます。専門的には「三元九運」といい、20年毎に一運から九運まで時代が周期的に変化していきます。現在わたしたちは2004年から2023年の八運の中にいて、2023年はその最終年となります。こうなってくると、人生もビジネスも九運を見据えた動きにはいっていくと良いので、今回は九運についてお伝えしたいと思います。

ニュースなどでも報じられているので、占いに興味がない人でも耳にしたことがあるかもしれませんが、数年前から西洋では「風の時代」に入りました。具体的には20201222日にそれは起こりました。西洋において約200年振りの大きな時代の変化があったことを示しています。

占いは未来を知り、人生計画を立てる手がかり

数千年前から、人類の悩みはほとんど変わっていません。「仕事やお金のこと」「家族や友人などの人間関係について」、そして「健康問題」の3つです。それらについて“未来はどうなるのか?”、インターネットでいくら調べても、未来のことまでは誰にも分りません。そこで太古の昔から“未来の手がかり”として使われてきたのがさまざまな「占術」です。日本でも古代中国から伝わった風水や四柱推命、易学などが陰陽師によって朝廷で活用されてきました。先の読めない混沌としたVUCA(ブーカ)1の時代、人生設計や事業計画の道しるべになれば幸いです。

1 VUCA(ブーカ)とは
Volatility(変動性)・Uncertainty(不確実性)・Complexity(複雑性)・Ambiguity(曖昧性)の頭文字を取った造語で、社会やビジネスにとって未来の予測が難しくなる状況のことを意味し、変化が激しい世界情勢を表す言葉としてビジネスでも利用されている。元々はアメリカで使用されていた軍事用語で、ロシアとの冷戦が終結し、核兵器ありきだった戦略が不透明な戦略へと変わったことを表していた。

2023年はどんな年?

2023年を知る前に、まず2022年を振り返ってみましょう。2022年は壬寅年(みずのえとらどし)でした。私の予測では「強いリーダーが現れるが、善人とは限らない」・・・これはロシアのプーチン大統領のことでしょう。それから「水面下のことが明るみに出る」・・・統一教会問題もそのひとつでしょう。また「海・湖での事故に注意」・・・知床半島沖の観光船「KAZUⅠ」の沈没。そして、「コロナでの移動制限はまだ明けない」などと予測していました。
このような感じで2023年を予測してみると、癸卯年(みずのとうどし)は表立ったトラブルはなさそうですので、ウクライナの戦争は“表向き”は終息するかもしれません。しかし2023年には「水面下・陰湿」そして「インターネット・テクノロジー」という意味があるため、インターネットを使ったフェイクニュースや、イメージ操作、ドローンなどテクノロジーを使った攻撃などが考えられます。これはウクライナ戦争だけではありません。私たちの日常にも、フェイクニュースや情報操作などによる人々の混乱があるかもしれません。また学校など、学びの場での火事や事件に注意が必要です。

2023年は水の気が司権を握るため、経済は冷え込む可能性がありますが、八卦(はっけ/はっか)※2では「巽卦(そんけ)」が中宮に巡るため、情報を使ったビジネスやテクノロジーを活用できる企業が躍進しそうです。そうした観点から、2023年は本当の意味での「DX元年」になるのではないでしょうか。占いの未来予測でも、とにかく「テクノロジー」というメッセージばかりが目立ちます。インターネット、デジタル化、オンライン、AIIoTVRARNFT、ブロックチェーン……。202212月にはドローン免許の国家資格がはじまり、2023年にはインボイス制度もスタートします。つまりこれらのことからトータルすると、テクノロジーを駆使したヒト・企業は躍進するというメッセージが強い年になります。まさにこれから200年続くとされる風の時代は情報の時代。テクノロジー、インターネットの時代ですから、2023年のうちに、企業もヒトも、どこまでデジタル化できるかがこの先の運命の明暗を分けると言っても過言ではなさそうです。

2 八卦(はっけ/はっか)とは
古代中国から伝わる易における8つの基本図像。すなわち、(乾)(兌)(離)(震)(巽)(坎)(艮)(坤)の八つから成り、卦は爻(こう)と呼ばれる記号を3つ組み合わた三爻によりできたもの。爻には⚊陽(剛)と⚋陰(柔)の2種類があり、組み合わせにより八卦ができる。

2023年の開運ポイント

個性を磨く

これまでの時代は、みんなと足並みをそろえる時代でした。しかしこれからはスピードと個性の時代。世の中は、人からどう見られるかを気にしなくなっていきます。そこで大切になってくるのが「自分磨き」です。趣味も働き方も、居住地や結婚の有無も、世間体や常識を気にする必要はありません。あなたが、あなたらしく生きる。そうすることが2023年の開運ポイントです。個性の時代はこれから200年続きますから必須ですね。

デジタル系の知識を増やす

今ではAIがほんの数分で絵を描き、AI記者が記事を書き、AIアナウンサーがニュースを読み上げる時代です。AIに変わられる仕事もある反面、新しいビジネスと新しい職業が次々と生まれています。時代の波に乗れば、未来は常に明るいものです。Webやテクノロジー関連の勉強や資格を取るのにも適した年でしょう。

経験・体験する年

2022年の壬寅の「壬(みずのえ)」には「知性」という意味がありました。つまり2022年は勉強して知識を増やすだけでよかった一年ですが、2023年の癸卯の「癸(みずのと)」には「知恵」という意味があります。知恵はどうやったら生まれるでしょうか?それは「知識×経験」です。知っているだけでなく、学んだことに基づいて体験する年にしましょう。2023年に体験したことは、これから先10年間のうちに、必ず役立つときが来ます。

住まい・オフィスのインテリア風水2023

2023年の金運は「南」

2023年の始まりは24日の立春からです。この日から南の方位を明るくして、玄関や窓があれば風を取り込みましょう。2023年は南から金運がやってきます。また室内用の卓上噴水があれば、南に置くことで、より金運を呼び込めます。風水の「水」は財(お金)のことで、水が濁ると金運も濁りますから、卓上噴水の水は濁らせないようにしましょう。

北西には「六本の金属製風鈴」

2023年立春より、北西からは不運がやってくると風水では考えられています。そこで、北西の位置には6本の金属棒でできた風鈴を吊るすと良いとされています。ひとつ持っておくと毎年方位を変えるだけなので、災難除けとして便利なアイテムです。毎日鳴らすことで効果を発揮しますから、風の吹く場所ならいいのですが、北西に風が無い場合は時々でも手で鳴らしてください。

観葉植物かグリーンアイテムを増やす

2022年のカラーはブルーでした。2023年はグリーンです。生花を欠かさず飾ることが一番のオススメですが、観葉植物やグリーンの壁紙、クッション、ラグマットなど、インテリアにグリーンのアイテムを増やすのもよいでしょう。観葉植物は幹の太いモノではなく、2023年は小さな可愛いグリーンがおススメです。2023年の総合運アップが期待できます。

陰と陽のバランスを心がける

インターネットの普及により、人々は楽になるどころか、世の中のスピードがアップしています。時代のスピードについていけず、精神的に疲れてしまう人も多くなるでしょう。長引くコロナ禍で「やる気が起きなくなってしまった」というご相談も多くなっていますが、これは陰陽バランスが乱れたことによる運気の乱れです。バランスを整えれば運気も元気になります。おすすめなのは「山や森で裸足になって大地に触れる」「海や小川や滝などで水に触れる」「日光浴をする」など地球に触れること。人も動物なので、大地に触れるだけで不思議と運気が整います。特に都会暮らしの人や、タワーマンションに住んでいる人ほど、定期的なアーシングが必要です。

まとめ

心と体のバランスが崩れると、運気も乱れます。心身の状態を整え、開運しやすい住環境・オフィス環境をつくることが風水の目的です。方位やカラー、風水アイテムなどは、風水鑑定の一部に過ぎません。「風水5S」(整理・収納・掃除・清潔・センス)を整えることで、暮らしが豊かで楽しくなり、オフィスが働きやすく、スタッフ同士の調和が保て、売上が増すような気の流れをつくっていきます。占い的な風水よりも、まずは落ち着く空間、モチベーションの上がる環境にすることが風水の第一歩です。時代の大変革がはじまる今こそ、心身ともに健康に過ごせる住環境にすることで、安定した開運にも繋がるのです。

一般社団法人 風水師学会
大阪市福島区福島7丁目15-1-1904
Tel:06-4256-5419 / 090-8758-2941
https://sora-fusui.com/

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