金運倍増!「神の使い」と言われるヘビのご利益をご紹介
古代より「神の使い」と云われ、大切にされてきたヘビ。
実際にみて触ってみると本当に可愛いものなのですが、触れ合ったことはありますか?
本記事は、5つ星Magazine の読者様へ、ヘビの魅力とそのご利益である金運についてご紹介していきます。
蛇が「神の使い」とされる所以
世界の各国でさまざまに動物は神の化身であると考えられています。
ヘビは古代インドにおいて、弁財天の使いとされ、中でも白蛇は弁財天の化身と言われています。
弁財天は
- 福徳・諸芸能上達の神
- 豊穣の女神
- 音楽の女神
- 弁舌、学芸、智恵の女神
- 蓄財の神
というように、多くの分野の神として信仰されているのです。その弁財天の使いであるヘビ、化身である白蛇は、さらに高貴で、とても神聖な存在といえるのです。
縁起物としてのヘビ
ヘビは十二支で「巳」と表記されます。
この「巳」という漢字は、胎児の形から派生しており
- 「産まれてくる」
- 「未来がある」
- 「あかるい」
- 「子孫繁栄」
- 「家族が平和になる」
といった意味もあります。
また、他の生き物に比べて、ヘビは長期間餌を食べなくても生きて行ける生命力を持っていることから、精力や生命力の象徴でもあるのです。
田畑を荒らすネズミを捕食することから、ヘビは豊穣の神ともいわれ、さらには恵みの雨をもたらす天候の神としても崇められる存在だったのです。
現代では、ヘビが脱皮をするたびに表面の傷が治癒していくことから、医療、治療、再生のシンボルともされています。
日本の救急車にもヘビのマークが付いていることをご存知ですか?
上記のマークが貼られているので、機会があれば探してみてくださいね。
救急車以外にも、WHOやさまざまな医療機関で、杖にヘビが絡みついたマークを採用して、「アスクレピオスの杖」と呼ばれます。
ギリシア神話に登場する名医、アスクレピオスの持っていたヘビの巻きついた杖のことで、医療・医術の象徴として世界的に広く使用されているのです。
このようにヘビは、多方面でプラスのイメージの象徴であり、縁起物として親しまれているのです。
蛇は金運アップにまつわる話
ヘビ(巳)を持つと「実(巳)入り」すると云われ、蛇皮の財布を持つとお金が入るといわれています。
また、ヘビの抜け殻を財布に入れておくと金運が上がる、というおまじないもあります。
ヘビは脱皮する生き物。そして、脱皮を繰り返して成長していくことから、古来からヘビは「再生」や「無限」のイメージを持ち、それが転じて、無限の知恵や金運を生み出すと考えられてきました。
それゆえ、昔から繁栄の象徴でもあるへびの抜け殻を財布に入れるのは、金運上昇をつかむためのおまじないとされてきたのです。
中でも、綺麗に型くずれなく脱皮をした抜け殻がよいとされています。
人口が集中している地域では、ヘビを見かけること自体大変珍しいので、ヘビの抜け殻の入手は難しいのが現実。
知り合いでヘビを飼育している人がいれば、その人にお願いするという手段もありますが、インターネットで1,000円前後で購入することも可能です。
しかし、綺麗な蛇の抜け殻は、3万円ほどするものもございますね。
ヘビの夢の意味は?
ヘビの夢を見ることもほとんどの場合、吉兆とされております。
大蛇が目の前に現れる夢を見たら、大吉の夢とされ、大幸運をもたらすとのこと。大金を手にするか、いいプレゼントをもらう予兆かもしれません。
白いヘビや黄金のヘビの夢はいずれも吉夢。強い良運の気を持つしるしで、恋愛・仕事・健康すべてによい運勢をあらわします。そんな夢を見たら、何事にも積極的な行動をとることが、よい結果を生むそうです。
黄金・黄色・茶色のヘビの夢は財運に大吉で、宝くじの高額当選などの強運を呼びこむとされています。
しかし、黒いヘビや毒蛇の夢は、心身をはじめ、周辺のトラブルに巻き込まれる可能性を示唆しています。このような夢を見た場合には、自身の健康、ストレスに気を配った方がよいでしょう。
また、縁起がいいとされるヘビの夢であっても、自分にとって不安な感覚を覚えた場合は要注意。健康上に不安を抱えていることを意味しているようなので、病院で診断を受けるきっかけにしてもいいかもしれませんね。
ヘビの飼育方法は難しい?
ヘビに対して今まで嫌なイメージを持っていた人は、ここまでの章を読んで少しでもヘビを好きになっていただけたでしょうか?
最後にご紹介したいのは、「ヘビを飼育する」ことです。
実はヘビをペットにしている人は意外と多いもので、飼いやすい種類も多いのです。
ペットとしてのヘビの魅力は、
- 鳴かない
- 臭わない
- 手間がかからない
- 意外とカワイイ
ヘビは鳴かないので、マンションやアパートなど騒音が気になる場所でも迷惑をかける心配がありません。
また、ごく一部のヘビは危険を感じると匂いを発する種類もありますが、ショップで購入できる種類はほとんど匂いません。排泄物をきちんと掃除していれば、ほとんど臭うことはありません。
筆者は以前、カリフォルニアキングスネークという種類のヘビを飼育していましたが、ヘビ自体は全くと言っていいほど匂いませんでした。
ただし、驚かせるような触り方をするとオシッコをしてしまい、それが臭かったので、無理なハンドリング(手に巻く、持つなどのスキンシップ)は避けた方が無難ですね。
ヘビは飼育時において、餌は週に1度あげれば充分で、糞の排泄も週に1度です。そのため、手間はほとんどかかりません。
ヘビを入れるケースに新聞紙やペットシーツを敷き、そこに「水入れ」を配置しておけば、ほとんどの場合は飼育環境が整います。
飼育において一番のネックは、「餌」です。
ヘビの餌は、ほんの一部の種類を除いて、ネズミを与えます。ヘビを販売しているお店では、冷凍マウスを解凍し、人肌程度に温めた状態で与えています。これが、ヘビの飼育で一番の難関とも言えます。ヘビの存在自体に抵抗はなくても、ネズミを与えることに抵抗を感じる方が多いかもしれません。
そして、ヘビを飼育していると、餌を与えてくれる人のことを、だんだんと認識してくれるようになります。ヘビには聴覚が無く、視力も弱いのですが、優れた嗅覚と皮膚感覚で飼い主のことを認識できるのです。
ハンドリング向きのヘビであれば、日頃世話をし、接触してくる人を記憶し、ハンドリングされることにある程度慣れてくれます。
飼育していると、ヘビの顔が意外と可愛らしいことに気づきます。
目がクリンとしていて、少し口角が上がった見た目は愛嬌があります。
そして、定期的に脱皮をするので、ヘビの抜け殻を入手することもできるのです。
ヘビと暮らす生活、いかがでしょうか? 運気が上がるかもしれませんよ。
あとがき
ここまでの長文をお読み下さり、ありがとうございます。
ヘビは他の動物たちにとって、本能的に避けたい対象として刷り込まれているようです。人間を含む霊長類、犬猫、鳥は、ひも状の動く物に対して警戒したり、非常に驚いたような反応を見せます。
しかし人間は、理性をもってヘビの魅力を見出し、信仰の対象にしたり、恐怖だけではなく神聖な対象として見てきました。
今回はさらに踏み込んで飼育についても言及しましたが、ヘビに対するイメージが少しでもよくなれば嬉しい限りです。
以上、
「“神の使い”とも言われるヘビ そのご利益と魅力についてご紹介」でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。