招き猫のご利益はポーズや色で意味が違う!得られるご利益の違いと飾る時のポイントをご紹介
新たなる2022年(令和4年)のはじまり。
この一年を金運豊かに実りある最高の一年にしたい方へ。
招き猫は日本人なら誰もが知っている金運・開運グッズですが、もともとは農作物や蚕を食べるネズミを駆除する猫にあやかるための養蚕の縁起物から始まっていたそうです。
そんな招き猫ですが、実は手の上げ方や色によって得られるご利益が異なることはご存知でしょうか。
本記事では、 運勢の強い5つ星Magazine読者様の金運を、さらなるステージへと飛躍させるかもしれない、招き猫のポーズ・色ごとのご利益の違いと飾る時のポイントについてご紹介していきます。
ポーズ・色ごとに違う招き猫のご利益とは
その1
左右だけではなく高さも重要な招き手
招き猫の特徴と言えば、なんといってもその招く形をした手にあります。
- 右手を上げていると金運を招き。
- 左手を上げてると人(客)を招く(商売繁盛・良縁など)
という意味を持つのは、多くの人が知る所です。
ただ右と左という違いだけではなく、その手の高さも意味を持っていて、高ければ高いほどより遠くの福を呼び寄せるという意味があります。
中には両手をあげて両方を招こうという欲張りな招き猫も存在しますが、商売をやっている方や昔気質の方には、「商売あがったり」「お手上げ」という意味にも取れるため嫌がる人も多いそうですね。
そもそも両手を上げている招き猫は、昔は存在しておらず、近代になってから作られるようになったようです。
特に若い世代ほどそういう悪い意味合いを気にしないのかもしれません。
その2
ベーシックな三毛は幸福の証
招き猫のデザインとして最も多くベーシックなのが、三毛です。
これにはキチンとした由来があります。
それは、猫は遺伝子上三毛になるのは基本的にメスなんです。
そのため、三毛猫のオスというのは大変珍しく希少な存在で、1000匹に1匹ぐらいの確率だそうです。
古くから世界中でその希少性は知られていて、それにあやかって船乗りの間では船に乗せると福を呼び船が遭難することがないとも言い伝えられて、船にオスの三毛猫が乗せられていたそうです。
このように、古来から福を呼ぶ存在であったため、三毛猫のオスをモチーフにして三毛の招き猫が多く作られているわけです。
その3
白・黒・赤といった色にまつわるご利益
招き猫にはさまざまな色があり、その中でも特によく見られるのが白・黒・赤といった色ではないでしょうか。
白は、三毛のベースカラーとしての白と純白のもので少し意味合いが違うようで、白という色自体は「来福招福」という意味を持っています。そしてさらに、純白は「清潔・純粋」を意味していて、「幸せを包み込んで育てる」という意図があるようです。
黒い招き猫は、黒猫が魔力があると考えらていて魔除けや幸運の象徴だったことから、「魔除け厄除け」といった意味があります。
そして赤い招き猫は、古来日本で赤色が麻疹や疱瘡の神が嫌う色であると信じられていたことに由来し、「無病息災となる病除け」の意味を持っています。
その4
黄色い招き猫のご利益
黄色の招き猫も最近では大変話題になっておりますね。
黄色の招き猫の色は
- 良縁を招く
- 西に置くと金運が上がる
ということを意味しております。
元来、招き猫は右手を上げていると「金運」を招き、左手は「人」を招くと言われており、黄色の招き猫の本来の意味合いと相まって、黄色は効果は倍増しそうな招き猫ですね。
その5
基本色以外の色にもそれぞれ意味がある
さきほど紹介した色が、招き猫に特に多く見られる色ですが、現代ではさまざまな色のものが売られています。
- 金
- ピンク
- 黄
- 青
- 緑
などの色の招き猫が存在し、それらもただカラフルになっているわけではなく、それぞれに意味があります。
基本的には風水に由来しているようですが、厳密には風水とも少し違うようです。
それぞれの色の意味は、
- 金はそのまま金運を招くもの
- ピンクは恋愛運向上
- 青は学業向上
- 緑には家内安全や交通安全
といった意味があります。
また「票を招く」といったダジャレのような意味合いで、豹柄の招き猫もあります。こちらは、政治家の方に人気のようです。
その6
やはり金運といえば小判
招き猫は、その他の金運にまつわる縁起物と同じように、小判を持っているものがたくさんあります。
その意味も、そのままストレートに、金運上昇を指すことがほとんどのようです。
小判の上に文字が書かれているものが多く、その大半が「千万両」という金運に縁起のよい文字となっています。
その他でも
- 「百万両」
- 「万両」
- 「千億両」
などといった金運関連の金額を書かれたものがやはり多くを占めます。
他に面白いものでは、海外から来た観光客向けのお土産として「$」や「MILLION$」と書かれたものまであるようです。
もちろん金運以外を指すものもあって、「開運」や「招福」といった福を招くものや、「合格」などもあるようですね。
その7
左右の目の色が違う「金目銀目」はより金運を招く
招き猫の中には、左右の目の色が違うものがあります。
いわゆる「オッドアイ」と呼ばれるものです。
左右の虹彩色が異なるという実在する猫の先天的な異常を模しています。
この「オッドアイ」は古来から日本では「金目銀目」と呼ばれていて、とても縁起のいいものとして珍重されてきました。
ですので、この「金目銀目」になった招き猫は、より縁起のいいものであり、お金を招く強い意味があります。
といっても、文字通り金色と銀色の目をしている招き猫があるわけではなく、実際の猫と同じように、青と黄色のような組み合わせが多いようですね。
その8
かわいい子猫で家庭円満
近年登場した招き猫でよく見られるものに、子猫が周りについていたり横に並んでいるといった、小さい猫がついている可愛いものがあります。
これらは家内安全、家庭円満といった意味をもつようです。
その数もさまざまで、2匹の「夫婦猫」や「親子猫」、3匹以上の「家族猫」などもあります。
また7福に合わせて7匹など、特に決まりはなく数はさまざまです。
家族を模している意味で家内安全を願い、多数の猫によって多福を得る意味もあります。
なかには子猫それぞれに前述した色がそれぞれついていて、それらの運をすべて招こうといった欲張りなものもあるようです。
その9
人目につく場所に飾り、しっかりと掃除ケアをしよう
招き猫はある意味お店の看板ですよね。
看板の綺麗のお店、看板の汚いお店、どちらに入りたいですか?
デートするなら間違いなくきれいなお店を選び、何かを買う際にもきれいなお店で購入しますよね。
せっかく飾ってある招き猫が汚れていたら、それはあまりよろしくないものも招いてしまいかねません。
- トイレ
- 招き猫
- 店内四隅
- 床
これらの場所は、徹底的にきれいにすることが運気アップの秘訣です。
ここだけは「毎週掃除する」習慣をつけて、招き猫さまに座っていただく近辺も、あわせてしっかり掃除しましょう。
招き猫を購入する日
最後に、招き猫を購入する日に、月の暦が関係しているお話をご紹介します。
招き猫を購入するのは、満月よりも新月が良いそうです。
- 満月は、その時点から欠けていく。
- 新月はその時点から満ちていく。
そんなイメージを潜在的にも、視覚的にも人々は印象をもっていますので、招き猫を購入する時点から、金運が満ちていくイメージで、可能なら西側の方角のお店で、直接選んで購入するのが、良いでしょうね。
最後に…
このように、多様なデザインの招き猫には、単に変わったデザインというだけではなく、色、形、アイテムが、それぞれ福を招いたり厄を除けたりといった意味を持っています。
そのひとつひとつの意味を理解して、自分の願いにあった招き猫を選んで下さいね。
以上、「招き猫のポーズ・色ごとのご利益の違いと飾り方のポイント」でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。