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その癒し、5つ星級。人生を変える会員制リゾート

五感を磨き、スタイリッシュに生きるために#3 ~2022年の運気を上げるインテリア~ 風水師 宙SORAさんに訊く

五感を磨き、スタイリッシュに生きるために#3 ~2022年の運気を上げるインテリア~ 風水師 宙SORAさんに訊く

風水鑑定で住まいを鑑定するとき、私たち風水師は、室内を人のカラダに置き換えてチェックしていきます。置き換えてみると、誰でも簡単に「龍脈=気の流れ」が見えてくるのです。

今回は、室内の全体的な気の流れと運勢の関係について、そして2022年の運気を上げるためのインテリアのお話しをします。

【宙SORAさんプロフィール】

【宙SORAさんプロフィール】

SORA 本名:川原宙子(かわはらひろこ)

一般社団法人風水師学会 代表理事

風水師として住居やオフィスのコーディネイト・内装・設計などの風水監修を行う。

「ビジネス風水」を得意とし、商品名や色・形など各企業の商品企画・開発の風水アドバイスを行うほか、講演やセミナー回数は年間200回以上。

風水師の養成スクールコフクの校長。「自宅やオフィスをパワースポットに」という考えから、登録商標である「スタイリッシュ風水」を提唱。

雑誌の連載やテレビ出演などメディア出演も多数。

著書に「お金のほうからやってくる風水」「お仕事風水」「ハッピー風水生活術」がある。

100年続く老舗企業が少ない理由

時代は盛衰を繰り返し、100年以上続く老舗企業は、ほんの一握りです。その理由を風水では、時代によって気の流れてくる方向が変わるためだと考えられています。風水では20年毎に時代のトレンドが変わり、さらに180年毎に、人類の在り方が変わると考えます。
100年以上続く企業があるのは、会社や経営者の住居に対して、専属の風水顧問がいる場合もあれば、経営者の直感や偶然の積み重ねによって、20年毎に変わっている「気の流れ」を掴んでいるためです。シンガポールや香港など華僑のいる国では当たり前ですが、日本の大手企業でも意外な企業が風水師と顧問契約をしています。詳しい内容は、前回の「三元九運」というコラムでお話ししているので割愛しますが、その中でも今回は、2022年の気の流れ、運気の流れを呼び込むインテリアの風水について、企業経営者・成功者向けにフォーカスしてお伝えします。

「陽宅三要」玄関・主寝室・キッチン+トイレ

住まいのなかで、重要でない空間は、ひとつもありません。冒頭で書いたように、「住まいは人体と同じ」ですから、カラダには、ひとつも不要な臓器はありませんよね。そこで、古くからの教えで、風水鑑定の要とされるのは「門(玄関)」「房(主寝室)」「炉(キッチン)」です。古代の中国でトイレは家の外にありましたが、現在は住居内にあります。ですから陽宅三要に加えて現代では「トイレ」も重要なチェックポイントとなっています。これらの空間は2022年に限らず、成功する人の住居では、いつも整っており、単に清掃されているだけでなく、美しいインテリアをしているのも特徴です。

1.玄関

まず玄関ですが、玄関は「気の入口」です。人体なら「口」です。人は口から食事を摂って栄養を補給し、さらに呼吸をして酸素を肺に送り込みます。この玄関の状態が良い気か悪い気かを判断するのは、美味しい食事を食べ、深呼吸をしている人と、ファストフードばかりで、呼吸の浅い人との違いです。食と呼吸が違えば、そこに住む人のカラダや思考もおのずと変わってくるため、脳に影響すると考えます。結果的に脳の思考・判断能力の差が、そこに住む人の成功・不成功を左右するのです。それだけ玄関は大切です。また第一印象を決めるのも玄関・エントランスホールなので、オフィスのエントランスも殺風景にしないほうが運気が活性します。

2.主寝室

つぎにベッドルームです。現在100年人生と言われていますが、なんと人生の3分の1は「睡眠」です。100年人生であれば、そのうちの30年が眠りに費やされるのです。この眠りの状態が良いか悪いかで、起きているときの運命が変わりますから、風水では寝室をとても大切にします。特に寝ているベッド・マットレスは、住まいの中でも一番よいモノにすること、とされます。質の良い睡眠は、質の良い人生をつくります。また寝室はそこで眠る人の未来を担う部屋です。風水では、寝室を5つ星ホテルのようにすることを推奨しています。朝起きて、一日の最初に見る景色が、一日の運命を決め、一日の最後に見るインテリアが、人生の充実感をもたらすからです。幸福感のある人は、美しく整った寝室を持っています。

3.キッチン

3つめは、キッチンです。私たちのカラダをつくっているのは食べ物です。つい忙しいからと、適当な食事を続けていくと、栄養が偏り、健康を損ねますよね。風水ではそれだけでなく、脳にも栄養が行き渡らないため、迷いや判断ミスにつながり、運気を落としてしまうといわれます。またキッチンは家族の食事をつくる空間です。家族が一緒に食事をすることで、絆が深まり、一丸となって家庭運を上げることができるのです。常に整理整頓し、衛生的にも清潔にしておきましょう。また切れない包丁では、判断もキレなくなるため、定期的に研ぎましょう。

4.トイレ

最後にトイレです。玄関が気の入口なら、トイレは気の出口です。人は食事をすれば、必ず排泄します。必要な栄養分と水分を吸収した残りカスを、体内から排出する場所、それがトイレです。風水でも、玄関から取り入れた気エネルギーは、室内の隅々を巡り、不要になった陰の気は、トイレから排出します。このトイレの状態が悪いと、きちんと陰の気を住まいの外に出すことができないため、室内にこもっていきます。まるで人が排泄ができず、便秘になるような状態です。巡りの悪いカラダは腸もお肌も悪くなってしまいますよね。インテリアも巡りが悪くなると、「頑張っているのに成果がでない」「途中まで良かったのに契約が取れなかった」など、流れの悪い出来事がおこってきます。

 

2022年のインテリアアドバイス

1.大規模リフォーム・リノベーションなら9運の先取りを

近々リフォームやリノベーションを考えている方は、次の20年に向けたインテリアに改装することをおすすめします。実は私もすでに3年前から、「9運仕様のインテリア」にリフォーム済みです。時代の先取りですね。模様替えと違い、リフォームは費用もかかりますし、頻繁には変えられません。ですから近々リフォーム予定の方は9運(2024年~2043年)の気の流れを呼び込めるようにしていきます。11軒、間取りも気の流れも異なりますので、具体的には個別鑑定するほかないのですが、少しでもヒントになればと思います。

2.運気は20年毎・毎年・毎月変わる

時代が変わるように、風水も永遠に同じではありません。20年毎だけでなく、実際には毎年、毎月変わっていきます。(もちろん毎日も変わりますが、風水では日々の小さな変化は使用しません)特に年盤は風水でも重要なポイントとなりますので、今回は2022年の年運にフォーカスしたインテリアの開運法をお伝えします。

3.趨吉避凶(すうきちひきょう)

風水の根底にあるのは「凶を避け、吉に赴く」という考えです。風水と聞くと一般的には「〇〇運アップ」というイメージが先行していますが、古代中国からの風水の教えは、不運を避けることが先決であり、そのあと吉運を取りに行くという順序が大切だとされます。王朝が勃興を繰り返すなか、命懸けで生きてきたかつての皇帝たちを思うと、身の危険や不運を避けることのほうが優先だということが想像できますよね。平和になった現代ですが、この風水思想の根底にある、「まず不運を避ける」ということを優先させることが先決なのです。私たちの住まいやオフィスでいえば、「整理整頓できてない」「薄暗い」「換気せず空気が澱んでいる」など、運気を下げている場所を、優先的にカイゼンしていきます。

4.2022年はリビングにフォーカス

今年は中宮(中央)に五黄土星が巡っています。そのため今年に限り、「不運の方位はなし、中央」ということになります。中央が2022年の明暗を分けるということは、人によって吉凶の分かれる1年ということ。大躍進する人と、大失敗する人に分かれそうですので、躍進のためにも、住まいとオフィスを、風水でしっかりプロテクトするとよいでしょう。そのためにはまず内側、つまり家族に意識をむけましょう。風水では家庭の基盤が整うことが第一ですから、家族の絆を深めることです。一人暮らしの方も同じで、2022年は特にリビングを整えましょう。

リビングは家族が集まったり、帰宅後にリラックスしたり団らんする空間です。照明は明るすぎないこと。5つ星ホテルのように、少し落ち着いたオレンジの光の照明にします。ひとつの照明器具だけで部屋を明るくしようとせず、ダウンライトやシャンデリア、フロアスタンドなどを上手に配置して、穏やかで落ち着いたインテリアに仕上げます。リビングの風格は、そのままそこに暮らす人の人生観となっていきますので、ぜひお気に入りのホテルの一部屋をイメージして、ラグジュアリー感をもたらすことが開運ポイントです。というのも、五黄土星とは「帝王」という意味があり、帝王のような前向きで向上心のある、意欲的な生き方を心がける人に運が向く、という年です。常に前向きな姿勢でいられる、モチベーションの上がるリビング空間にします。

5.健康運は南西方位に気を付けて

2022年は南西から病気運が巡ってきます。自宅の中心から見て、南西方位が寝室になっている人は特に注意が必要です。移動できる部屋があれば、1年間は寝室を変えてもいいかもしれません。変更できない場合は「六帝古銭」(ろくていこせん)と呼ばれる6枚の中国古銭を赤い紐でつなげた風水アイテムを南西に吊るしましょう。ネットショップで購入できます。

6.2022年の金運は北東方位から

3で書いた凶を避けてから吉に赴く「趨吉避凶」が原則ですので、上記45ができてこそ、「〇〇運アップ」に着手する準備が整います。2022年の金運は北東から巡ってきます。北東に玄関ドアや大きな窓がある住居は、今年の金運が大いに期待できます。北東方面を活性させればさせるほど、金運を引き寄せますので、スタンドライトやキャンドルなどで明るくして、空間の気を活性させましょう。また飾り棚やニッチがあれば、陶器の赤いお皿などを飾るのも良い方法です。火の気である赤のパワーと、土の気である陶器の素材が金運をサポートしてくれます。

まとめ

インテリアの風水はお片付け術ではありません。中国皇帝が暮らしていた、宮殿のための開運法です。大地の気の流れを読み、運気を呼び込むための「帝王学」。ですからラグジュアリーな空間づくりを意識することで、帝王が持つエネルギーに近い運気を呼び込めるのです。土地選びが基本ですが、玄関から室内の隅々まで良いエネルギーを運べるか否かは、家具選びやインテリア性という視覚と触感(触覚)、そしてBGMなどの聴覚や、食事の盛り付け・テイスト・香りなどの視覚・味覚・嗅覚といった「五感」から、私たちは知らず知らずのうちに、良いも悪いもエネルギーを受け取っていることを忘れないでほしいのです。きれいな景色やさらさらと流れる小川など、美しい環境には良い気が巡っています。インテリアも同じです。良い気が流れ込んでくる、美しいインテリア空間には良い気が毎日巡ってくるのです。

一般社団法人風水師学会
大阪市福島区福島7丁目15-1-1904
Tel: 06-4256-5419 / 090-8758-2941
https://sora-fusui.com/

 

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