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由布院の思い出とともに、手づくりのお箸を

由布院の思い出とともに、手づくりのお箸を

私たち日本人の食卓に欠かせないお箸。その歴史は弥生時代にまで遡ると言われています。

現在、世界を見渡すと、同じようにお箸を使う国は東南アジアを中心に存在します。しかし、使う人や用途によって使い分けるのは日本だけ。日本独自の“箸文化”として発展してきたのです。

4年半の歳月を経て、木は箸になる

「一人一人、持ち心地が違う」「使い勝手のいい箸を、その人に合わせて作りたい」

そんな想いを屋号に込め、2009年8月、大分県由布市にオープンした「箸屋一膳」。原材料となる丸太から箸を作り上げるまでの全工程を一つの工房で行う、全国でも珍しい箸の専門店です。

くぬぎ、さくら、くり、けやき…全30種類もの材は、地元・由布院の木がほとんど。それらの木は、丸太の状態から四つ割りにされ、板材に加工しながら自然乾燥し、箸に加工できるまでに、実に4年半もかかるのです。

「どのような環境で育ち、どのような理由で伐採され、そしてどのように加工されたのか。口に触れるものだからこそ、その過程を知った上で提供したい」


箸づくりとは、間伐や工事のために切り倒さざるを得なかった材木に、もう一度息を吹き込む作業だと話すのはオーナーの西原慎一郎さん。由布院の木にこだわり、丸太から世界で一つだけの箸を次々と生み出しているのです。

0.1ミリにこだわる、世界でたった一つの箸

観光地という土地柄、自分のお土産に、または誰かへのプレゼントにとお箸を買い求めるお客様が多い。その一人一人にぴったりと合うお箸が必ず見つかるというのが、箸屋一膳の最大の魅力です。

定番の四角箸から、八角箸や丸削り箸など形違いだけで約15パターン。長さや材質、細工などを選んで組み合わせると何百通りもの箸ができあがります。


つまみやすい長さにしたり、お箸を持つ位置にくぼみを持たせたり、箸先にすべり止めを刻んだり…。人の持つ感触や用途に合わせて調整する単位は、なんと0.1ミリ。その違いや馴染みの良さは、実際に手にとってみると明らかです。

他にも、魚の骨を取ったり身をほぐしたりするために、箸先を約1.8ミリという極限まで細くした魚箸や、麺を食べやすくするために、敢えて四角く太くした麺箸などがあります。

オーダーメイドなら、さらなるこだわりにも応えてくれるので、材質次第では際限なく変化を持たせることが可能。オーダーから約2ヶ月で、あなただけのお箸を作ることができます。

由布院の思い出とともに過ごす食卓を

「旅先でのお土産にお箸を」という方、意外と多いのではないでしょうか。理由の一つは、食卓に旅の思い出を感じることができるから。実際、箸屋一膳でも「由布院の木で作られているから」と購入するお客様が少なくありません。コンパクトなので移動中も持ち運びやすく、家族用にと、5〜10膳を一度に購入する方もいらっしゃるそう。

「結婚する友人に夫婦箸を」「子どもが生まれる友人にお食い初めセットを」という方には、名前や簡単なイラストを入れることが可能。文字入れだけなら約2週間で納品されます。

「よりオリジナリティのある箸を」ということであれば、箸づくり体験がおすすめ。誰でも削りやすく、細かい細工にも耐えられる由布院の桜の木を使って、思い思いの箸を作ることができます。

全国のファンを魅了する“生きる糧と自分をつなぐ”箸

最近では、箸屋一膳ならではの箸づくりのこだわりや唯一無二のサービスを聞きつけて、全国から“箸の専門店”を目指して来られるお客様が増えているそうです。

リピーターが年々増えているのも、本物を提供し続けているからこそ。郵送でもメンテナンスを受け付けていますが、先日、9年前に買ったお箸を店舗まで持ってきてくれたお客様がいたのだとか。「随分と長い間、ファンでいてくれていることを知って感激しました」とオーナーは言います。


全国の展示会で購入した後、「工房を見たい」「丸太から作っているのを見たい」と、遠方から由布院を訪れてくれるお客様も。

 

「箸は“もの”ではなく、生きる糧と自分をつなぐもの。できれば、こだわりのものを使ってほしい」そんなオーナーの想いが込められた、あなただけのお箸がここではきっと見つかるはずです。

 

お車の方、または工房見学や箸づくり体験をしたい方は本店へ。由布院駅から街を散策しつつ「箸屋一膳」のお箸に出会いたい方は、金鱗湖店(#もくあみの杜 が便利です。

 

<箸屋一膳>

電話 0977-84-4108

住所 大分県由布市湯布院町川上 2093-2

公式HP http://848ichizen.com/

営業 9:00~17:00

定休 年中無休

 

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