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アンティークコインにハマる人の8つの理由

アンティークコインにハマる人の8つの理由

アンティークコインと聞いて、みなさまはどういうイメージを持たれますか?
近年、アンティークコインが日本でも注目を集めつつあり、購入する人が増えているというのです。
その理由と魅力について、5つ星マガジン編集部がご案内いたします

投資対象として魅力的

冒頭でも述べましたが、ここ数年で注目度が上がっているアンティークコイン。
というのも、投資対象として非常に魅力的であるということが浸透しつつあるのです。
理由として以下が挙げられます。

  • 価格が安定している
  • 価格設定が比較的透明である
  • 金貨自体も高値で取引されている
  • 一定の取引量(機会)があり、換金性が高い

この「価格が安定している」というのは、「価値が上がることはあっても、下がることがない」と言う意味合いです。
そもそも、アンティークコイン自体に希少性があり、その需要と供給の関係性から、価値が永続的に向上していくのです。

アンティークコイン価値の推移(引用:THE KNIGHT FRANK)

アンティークコイン価値の推移(引用:THE KNIGHT FRANK)

上記画像をご覧いただければ、おわかりかと思いますが、その価値は下がることなく上がり続けているのです。
この図では2008年のリーマンショック時でも下がることなく(上昇率は低かったが)その価値を高めていったことがわかります。
10年後の上昇率は、クラシックカーに次いで2位という結果です。
ここでクラシックカーをおすすめしない理由は、後述させていただきます。

 

また、コインの素材には金、銀、銅などがあり、なかでも金は初心者からでも始めやすく、金自体に価値があるため、万が一価値が大暴落しても株券のように紙切れになるということはありません。
そして、国内外でオークションを含めた取引が活発に行われているため、換金性に優れていることも、投資対象としての利点と言えるでしょう。

骨董品としての価値

アンティークコインは骨董品です。現在同じデザインで新規に発行したとしても、それはレプリカであり歴史的な価値はありません。
日々、コインは消失などで失われ、新たに作ることができず現存枚数が減少しています。そればかりでなく、摩耗、凹みなどでコインの状態が悪くなることもあります。したがって、希少価値は日々高まっていきます。
そのため、年が経つごとに歴史的な価値も高まり続けるのです。

また、新興国からも富裕層が新たに生まれており、希少品を欲しがる人は増えていく傾向が続いています。

とりわけ、中国では自分の資産を他者に披露することが一つのステータスとなっています。
そういった面からも、アンティークコインを資産として保有することは披露しやすく、骨董品としての価値、品位を示すことができ、非常に適していると言えるでしょう。

アンティークコインの美術的価値、歴史的価値、希少価値が減ることはないのです。
その結果、アンティークコインは値上がりを続けていくということなのです。

蒐集欲を掻き立てられる

世界には大変多くのアンティークコインが存在します。
また、それに伴ってコインの図鑑・カタログも多数発行されており、そちらを参考にコインを蒐集するいわゆるコレクターの方々も多くいます。
1枚の価値がとても高いため、アンティークコインのコレクションは、富裕層の方にこそふさわしい嗜みとも言えるでしょう。

なお、投資家の場合は転売を見通して購入し、売却することも多いですが、コレクターの方々は、そもそもアンティークコイン自体を好んで購入しているのですから、手に入れたら二度と売りたくないのです。

そうなると、当然市場に出回ることは少なくなり、さらに価値が上がっていくということになるのです。

管理をしやすい

相場の推移図において、10年後の価値上昇率が最も高かったのはクラシックカーでした。
値上がり率はダントツではありましたが、クラシックカーは場所を取るので保管にはスペースが必要ですし、維持管理の手間も無視できません。

他にも、投資対象として、不動産や骨董品、絵画などの美術品が挙げられますが、どれもクラシックカーと同様に、維持管理に大変な手間がかかりますし、それにかかる費用も発生致します。

その点、アンティークコインは管理が容易で、持ち運びも簡単です。
かつて、ユダヤ人が第二次世界大戦に戦火を逃れる際、アンティークコインを持ち運び、資産を失うことなく国境を超えたという事例も多数あります。

もし、地震、火事などの災害に見舞われたとしても、アタッシュケースに入れてしまえば難なく持ち出すことができるのです。
これ以上持ち運びが容易な資産は、他にないと言って良いでしょう。

非常時の取り扱い、移動についてしっかりと準備ができていれば不測の事態にも強い資産と言えるのです。

管理については、耐火、耐熱機能を備えた金庫に保管し、時々風に当てて乾燥させるだけで十分だそうです。
ビニールや紙袋に入れても、コインとの接地面が化学反応を起こして劣化することもあるようなので、ビロードと呼ばれる布で覆われたコイン専門のトレーにそのまま何にも包まずに置いておくことが最良なのです。
コインを磨いたりしてしまうと、かえって磨耗して価値が落ちることすらあるので、それは絶対に控えましょう。

匿名性が高い

広い土地、高級外車などは、所有しているだけで資産を持っていることが第三者に知られてしまいます。

しかし、アンティークコインは不動産のような登記も不要ですし、自動車のような登録も不要です。
純金購入のように、本人確認書類の提示も必要ありません。
資産としてアンティークコインを所有する場合は、持つ人の匿名性が極めて高いのです。
このような理由から、相続財産・資産の保全に非常に最適なのです。

新興国の台頭

現時点では、300万人いると言われているコインコレクターの約半数が、アメリカやユダヤ人の投資家だと言われております。
しかし、近年では中国、ロシア、インド、ブラジルを筆頭としたの新興国の富裕層の参入が盛んになっているのです。
新興国のコインコレクターは自国のコインから集める傾向があり、ここ数年の間に中国やロシアのコイン市場が急騰したという事例もありました。

今後、インドやブラジルのクラシックコインがその価値を高騰させる可能性も充分考えられるでしょう。

節税対策にも有効

『5.匿名性が高い』の項目でも触れさせていただきましたが、アンティークコインは高額にも関わらず、不動産のように登記は必要ありません。
また、純金の取引の際に義務付けられている支払調書の提出も現時点では不要となっております。
加えて、アンティークコインを相続資産として上手く継承すれば、資産形成と節税を同時に実現することも可能なのです。

アンティークコインに係る相続税は所有者が亡くなった時の『時価』によって定められます。
その相続税評価額は「売買実例評価額」または「精通者意見価格」を参照するケースが多いです。

「売買実例評価額」とは、市場において類似品が取引された時の価格を指します。
「精通者意見価格」とは、今回の場合であれば、アンティークコインを取り扱っている業者や専門家などによって判断される評価のことです。

「売買実例評価額」や「精通者意見価格」によって判断される相続税評価額は、実際に取引されている相場よりも、低くなる傾向がございます。
この相場の価格と相続税評価額との差が大きいほど、節税になるということなのです。

一方、贈与税は贈与するタイミングの時価によって定められます。
その性質上、値上がりが見込めるアンティークコインを、その価値が上がる前に贈与することで相続税、および贈与税の軽減が期待できるのです。

さらに、年間110万円以下の贈与であれば贈与税を回避できるという側面から考えますと、毎年「合計額110万円以下」のアンティークコインを暦年贈与することが可能なのです。

不動産贈与を考えた場合、土地や家屋の評価額を110万円以内に抑えることは非常に困難です。
しかし、アンティークコインであれば数十万円台のものも出回っており、小回りの利く資産だと言えるのです。

仮に、「合計110万円」のコインで10年間暦年贈与を続けた場合、その合計金額は1100万円にもなります。
さらに、その10年の間にも贈与したコイン自体の価値が上がっている可能性も十分に考えられるため、「贈与」においてアンティークコインは親和性が高いといえるのです。

換金しやすい

アンティークコインは国内外問わず、オークションなどを含めた活発な取引が確立されており、常時安定した取引量がございます。
一方、クラシックカーや不動産、絵画は高額になりすぎてしまったり、取引に手間がかかってしまう、といった理由から「手放したい」というタイミングで売れないというケースも考えられます。

「手放したい、売りたい」という時に「売れる」というのもアンティークコインをお勧めしたい理由の一つです。

あとがき

筆者自身、アンティークコインについては特にピンとくるものがなく、限られた人の趣味としてしか捉えていなかったのですが、投資対象としても、資産管理手段としても、大変に魅力的であるということがわかりました。
今後、さらに注目が高まる可能性も大いに考えられます。
そうなると、投資家とコレクターの熾烈な購入合戦が起こることもありえるでしょう。

ここで、日本において、アンティークコイン投資の注目が高まるきっかけとなった書籍を紹介します。
「カネはアンティーク・コインへぶちこめ!」

この記事をご覧になって、コイン投資に興味を持って頂けたなら光栄です。

以上、
「アンティークコインにハマる人の8つの理由」でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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