ゴールド、ブラックゴールド、ホワイトゴールドの特徴と違い
純金・ゴールドを愛して止まない 5つ星Magazineの読者様へ。
純金は微細な違いで大きく美しさと輝きの深みが異なる魅力があります。そして贈る相手にも一番似合うゴールドカラーを選びたいですよね。
本記事では、ゴールド、ブラックゴールド、ホワイトゴールドの特徴と違い、魅力アップするコーデ、そして管理方法などをご紹介いたします。
ゴールドの特徴
まず、初めにご紹介するのは、誰もがご存知のゴールドです。ゴールドは、さまざまな金の種類の中で、最も価値が高いものです。
純度の違い
金は純度によって呼び方が変わり、その呼び名は二十四進法が適用されています。
- 24K・・・金の純度が100パーセントのこと
- 22K・・・金の純度が91.7パーセントのこと
- 18K・・・金の純度が75パーセントのこと
- 14K・・・金の純度が58.5パーセントのこと
このK(karat)は、金の純度を表す単位で、Kの他にもKtと表記されることもございます。
成分
純金=ソリッドゴールド(solid gold)であれば含まれる成分は金のみですが、それ以外の22Kや18Kの合金には、
- 銀(シルバー)
- 銅(ブロンズ)
- パラジウム
などの成分が混ぜられています。これらの金以外の成分を配合する濃度によって、後述するさまざまな金の色が現れます。
色
- 金色
- 黄金色
- 山吹色
- オレンジがかった光沢のある濃い黄色
他の金属との違いと魅力
- 他の金属のものとは比べものにならないほどの輝きを持っていること
- 他の金属には見られない類まれな高級感があり、身につけるだけでそれを味わえること
- 純度が高ければ高くなるほど、他の金属と比べて変形や変色をしにくい性質を持ち合わせていること
どれだけ月日が経っても美しい状態を保つことができるのが、ゴールドのメリットであり特徴でしょう。
向いているアクセサリー
ゴールドはどんなアクセサリーにも向いている金属です。
- ネックレス
- ピアス
- 指輪
- 腕時計
- バングルやブレスレット
男性でお洒落に気を遣っている方は、
- シャツのカフスボタン
- タイピン
- メガネの縁
- 万年筆
などにゴールドをアクセントとして取り入れることも多いです。
ゴールドは加工しやすく、変色・変形しづらい金属なので、肌身に直接触れてもOKなアクセサリーに加工される場合が多いです。特に指輪や時計は、いつの時代も人気が高いですね。ゴールドアクセサリーは男女共にどちらからも愛されています。
ゴールドアクセサリーはこんな人に似合う
- 身につけることで高級感を醸し出したい方
- キラキラとした高貴な輝きが好きな方
- ゴールドが呼び寄せるであろう金運を身に付けたい方
- 黄色や金色などの明るい色が好きな方
ゴールドは誰にでも似合う金属ですが、年齢を重ねるほどに似合っていく、肌に馴染んでいく素材です。人が年齢を重ねるごとに魅力が増すように、身につけている期間が長くなればなるほどしっくり似合うようになっていきます。
一方、
- 派手な雰囲気が苦手な方
- 黄色やゴールドなどの暖色系が好みでない方
- 青色やシルバーなどの寒色系が好きな方
にはゴールドアクセサリーは少々派手過ぎるので、向いていないかもしれません。
管理と保管
ゴールドは、金属の中でも特に
- 柔らかく傷がつきやすい
- 形が変形しやすい
などの性質を持っています。
しかし、それにあてはまる場合は純金のみで、多くのゴールド加工品は、
- 金の表面をチタンで加工
- 他の金属を加えて合金にする
などが施され、耐久性のある金属に加工されています。
もし万が一、
- 汗
- パーマ剤などの薬品の液体
などで濡れた場合には化学反応によって変色・変形する可能性があります。
その時は、
- 水できれいに洗い流す
- 柔らかい布で水分をふき取って乾かす
といったケアを行いましょう。
保管方法ですが、
- 湿度があまり高過ぎないところ
- 直射日光などの強い光が当たらない場所
がおすすめです。
また、ゴールドアクセサリーを取り扱うお店では、アクセサリーの変色を防ぐケースなども販売されているので、それらを活用するのもひとつでしょう。
プレゼントとして意味合いの違い
ゴールドはものによって純度が異なり、その純度の高さによって価値が変化します。
ですから、ゴールドをプレゼントとして贈る場合には、それなりの意味が含まれている言っても過言ではないでしょう。
- 好意を寄せている相手
- 信頼するパートナー
には日頃の感謝の気持ちや愛情を伝える手段として、純度の高い金無垢のアクセサリーをプレゼントすることをお勧めします。
他にも
- お友達
- ご兄弟
には22Kや18Kのゴールドを少しフランクな感じでプレゼントすると喜ばれること間違いなしでしょう。
ブラックゴールド特徴
次にご紹介させていただくのは、カラーゴールドの中で最も高価な部類に入るブラックゴールドです。
成分
18Kのホワイトゴールドに
- 銀(シルバー)
- 白金(プラチナ)
- パラジウム
が配合されたものがブラックゴールドです。
ゴールド以外にもシルバーやプラチナといった高価な合金が使われているため、カラーゴールドの中では一番高級な金属です。
色
ブラックゴールドを色で表すとしたら、
- 光沢のある灰色
- 鈍色(にびいろ)
- ダークグレイ色
と表現することができます。
ブラックゴールドは、仕上げにメッキ加工を施すか施さないかによっても色味が変わります。
他のカラーゴールドとの違いと魅力
- シックで落ち着いた色味を持っていること
- ゴールド特有の気品ある輝きを持っていること
- 他のカラーゴールドに比べて価値の高いプラチナやシルバーなどの金属が含まれていること
- 手にするだけで気分を高めてくれること
などが挙げられます。
向いているアクセサリー
シックな佇まいから、
- メンズアクセサリー
- ブラック系のファッション
を愛する方に非常によく似合います。
アクセサリーでは、
- 腕時計
- 指輪
- バングル
- ピアス
などに使われており、ハイブランドですと、
- ティファニー
- グッチ
などで取り扱いがあります。
ブラックゴールドはこんな人に似合う
- シックでクールな印象が好きな方
- 黒や灰色が好きな方
- シルバーよりも光沢があり、ゴールドの華美さを兼ね備えた金属をお探しの方
管理と保管
ブラックゴールドの加工品を購入した店舗で販売されている専用のクリーニング商品(クロスや洗浄液)を使ってメンテナンスをしましょう。合金は温泉成分や汗によって変色する可能性があるので、濡れたらすぐに水分をふき取るようにして、高温多湿を避けて保管しましょう。
プレゼントとして意味合いの違い
ゴールドの良さである光沢を持ちながら、シックで落ち着いた雰囲気を演出してくれる色味がブラックゴールドの特徴です。
ブラックゴールドはメンズアクセサリーと相性が良く、女性から男性に贈るプレゼントには最適な高級感あるプレゼントになるでしょう。
ホワイトゴールドの特徴
3番目にご紹介するのは、白い輝きを放つホワイトゴールドです。
成分
18Kのホワイトゴールドには、
- 金(ゴールド)が75パーセント
- 銀(シルバー)が15パーセント
- ニッケルやパラジウムが10パーセント
が含まれております。
色
ホワイトゴールドを色で表すと、
- 光沢のある白色
- 黄みがかったシルバー色
と例えることができます。
プラチナとの違いと魅力
プラチナ(白金)とホワイトゴールドの双方の明確な違いは、
- ホワイトゴールドは塗装にメッキがかけられている
- ホワイトゴールドは、プラチナより硬い金属である
- ホワイトゴールドはプラチナよりやや黄みがかった色を持つ
- プラチナが白い輝きを放つのに対してホワイトゴールドはきらきらとした強い輝きを放つ
などが挙げられます。双方の価値ですが、どちらが高いかというのは金の相場によって変化するため、一概にどちらが高額で価値があると断言することはできません。そのため、どちらも価値ある金属と言えるでしょう。
向いているアクセサリー
ホワイトゴールド単体のアクセサリーだけを付けても似合いますが、イエローゴールドなどの他のカラーゴールドと複数で付けることでより華やかな印象に仕上げてくれます。
またホワイトゴールドは、男女ともにアクセサリーとして人気の金属です。
ホワイトゴールドにはゴールドの特徴である黄みがほんのり入っているので、他のカラーゴールドともマッチしやすいのです。
ハイブランドでは、
- ティファニー
- カルティエ
- ロレックス
などで取り扱いがあります。
ホワイトゴールドはこんな人に似合う
- かっこいいスタイリッシュな雰囲気が好きな方
- 他のカラーゴールドのアクセサリーと複数使いしたい方
- シルバーやプラチナより少しだけ華やかさが欲しい方
管理と保管
合金の一種であるホワイトゴールドは、プラチナと比べると硬い材質なので傷はつきにくいですが、
- パーマ液
- 汗
- 温泉成分
などによってメッキの塗装が剥がれると、変色してしまうことがあります。
なるべく水気は避けるようにして、他のカラーゴールドと同様に専用のクリーナーでメンテナンスをすることで、いつまでも美しい状態を保てます。
プレゼントとして意味合いの違い
ゴールドの華やかさとシルバー特有のくっきりとした輝きを兼ね備えたホワイトゴールドは、
- クリスマス
- お祝いごと
の際に贈るプレゼントとして喜ばれるでしょう。
最後に
ここまでの長文をお読みいただき、ありがとうございました。
金には種類もの色があり、どれも金の華美さを兼ね備えた美しい風合いを持っています。
これをお読みいただき、プレゼントを贈りたい相手のイメージに合う金の選び方の参考の一つになれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。