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アラブ富裕層シンボルになっているハヤブサとワシのご紹介

アラブ富裕層シンボルになっているハヤブサとワシのご紹介

世界の富裕層に関心の高い5つ星Magazineの読者様へ。

富裕層といえばやはりアラブですが、そのアラブで富裕層シンボルになっているのは、猛獣や猛禽類をペットとして飼うライフスタイルです。

本記事では、日本にも目を向けられている動物、ハヤブサについてご紹介いたします。

日本にも目を向けられている猛禽類

ワシ、タカ、ハヤブサ、フクロウなどの猛禽類は、普段暮らしている中ではあまり馴染みがないかも知れません。

しかし日本においても、山と海の境界にあるような村では見かけることもできるそうです。しかし鳥類の中でも最も上空を飛ぶハヤブサを、ペットとして飼育することはもっと考えにくいものかも知れません。

しかし、アラブの富裕層はこれを飼いならしてしまうのですね。猛禽類の飼育はステータスとなっており、現在非常に高値がつけられております。

本記事では、世界でも最も高価な猛禽類についてご紹介します。

 

1000万円 ハヤブサ

冒頭でも述べましたが、『ハヤブサ(Falcon)』はアラブの人たちにとても大切にされてきました。アラブ首長国連邦(UAE)の国鳥がタカにされているほど、特別な存在なのです。

この地域ではタカと言っても正確にはハヤブサのことを示しているため、本記事ではハヤブサで統一します。

 

ハヤブサとは

ハヤブサはその名の通り、飛行速度の速い猛禽類(もうきんるい)です。

獲物をハントする際、ハヤブサは急下降を行い、その際に獲物を捕らえたり、地面に叩きつけるなどの手段で狩りを行います。
急下降時の最高時速は390kmを記録しています。

その速度は人間の目で追いかけるのも大変な速度で、きっとその機会をみることができる方はラッキーですよね。

 

価格について

価格は、血統の良いものや見た目の美しい個体には100万円以上の値がつきます。安い個体では10万円から購入できますが、アラブの富裕層は1,000万円でもお金に糸目はつけません。

アラブでは非常に大切にされている鳥という事情から、富裕層の間ではハヤブサを飼育することはステータスになっています。その影響もあって実際に1,000万円の値がついた例もあり、所有者はUAEのシェイクモハメッド副大統領のご家族だそうです。

鷹(ハヤブサ)狩りの盛んなアラブでは、ハヤブサをフリーフライトで狩りをさせ、それを楽しむ伝統があります。

フリーフライト(=紐に繋がずにハヤブサを飛ばす)ということは、その個体をロスト(行方不明)してしまうリスクも存在あります。そのためハヤブサにセンサーを取り付け、追跡できるように対策もされているのですが、そのセンサーのお値段も100万円単位ととても高額。

さらには、専門のトレーナーを雇用してハヤブサに調教を施す必要もあるので、日々の維持管理にも高額の費用が求められます。

 

入手方法

日本においてもハヤブサの入手は可能です。価格は30~60万円が相場です。猛禽類を扱っているショップに問い合わせ、直接来店し、高い知識を持ったスタッフに相談して購入を検討することをおすすめします。

ハヤブサを購入しても、ただ飼育するだけでは面白いとは言えません。

やはり、調教して手に据えたり、飛ばしたりすることがこの子たちの醍醐味。まずは取り扱いのあるお店を訪れて、生の魅力を感じていただきたいです。

販売している店舗はグーグル先生で調べてみてくださいね。

 

500万円 オウギワシ

オウギワシ

先にお伝えしたハヤブサは、鷹狩りという文化やステータスに基づいて価格が定められていましたが、『オウギワシ(Harpy Eagle)』はシンプルに入手困難という理由で、高額な価格がついています。

 

オウギワシとは

オウギワシは猛禽類最大の種で、平均的なメスの大きさは全長(頭から尾羽まで)100cm、翼開長200cm、体重5~9kgに達し、空を飛ぶ鳥類の中で最も重く、12kgを記録した個体もいたとのことです。

生息地はメキシコの南部からアルゼンチンの北部にかけて分布しており、このオウギワシもパナマの国鳥に指定されているほど広く愛されている鳥なのです。

また、オウギワシは非常に力強い足と鉤爪が特徴的な大型の猛禽類で、その握力は140kgにも達し、猛禽類の中でも最強だと言われています。

狩りも非常にパワフルで、猿やナマケモノ、イグアナが木にしがみついていても、そのままおかまいなしに力ずくで引き剥がし、巣に連れ去っていきます。

 

価格について

このオウギワシは、密猟や生息地である森林の破壊によって数を減らしました。世界に300羽程しか生息しておらず、絶滅危惧種に指定されています。

現在は、ワシントン条約によって国際的な取引が厳しく規制されており、市場に出ることは非常に稀で、その際の価格は500万円と考えられています。

 

入手方法

入手は上記にも述べた通り、非常に困難であります。やはり、信頼できる猛禽類を取り扱っているショップへの相談が必須です。
実際に、個人で飼育している人は世界でも極少数です。

また、入手できた場合も特定動物に指定されているので、お住いの都道府県知事の許可が必要です。

しかしながら、飼育することが可能であれば、きちんと調教を施せばオウギワシと信頼関係を築くことも可能で、あの神々しい姿をした強く美しい鳥が、自分の腕に止まることを想像するだけでも鳥肌が立ちそうです。

販売している店舗はグーグル先生で調べてみてくださいね。

 

ハヤブサ視点の映像

すこし前にSNSでみつけたハヤブサ視点の動画です。

優雅に自由に、そして非常にたのしそうに飛んでいる動画ですね。

このような動画でユーザーバーになったら人気がでるかもしれません。

 

ハヤブサの生き方

ハヤブサの好む生息地は、河川、湖沼、海岸などの水際に生息した最速の鳥です。南極大陸を除く全ての地域で生息が確認されているようです。

食べるものはスズメ、ハト、ムクドリ、ヒヨドリなどの猛禽類で、それなりに大きな取りも食べてしまいます。

しかもそれらの多くは、飛翔しながら獲物を追いかけて捕えたり、掴んで水面に叩きつけて捕えるとのことです。

Wikipediaによると、誰が測ったのかはわかりませんが、水平飛行時速度は100㎞前後、急降下時の速度時速390kmを記録したそうです。

ハヤブサは、「最速のハンター」と呼ばれ猛禽類の中で崖の上や樹上などの見張り場で獲物を見つけ飛び立ち、急降下して、飛んでいる鳥を脚で蹴落として襲います。

ハヤブサの攻撃をかわしてもハヤブサは諦めることをせず、執拗に追い続け、疲れたところを一気に襲い掛かり、獲物を捕らえられる体力もあるようですね。

2月中旬~3月中旬、ハヤブサの求愛の声が岩礁に響き渡り、オスは、獲物をメスにプレゼントすることでアプローチします。特に空中でエサ渡しをするのが成婚率を高めるとか。メスは相手の動きに合わせ曲芸のように上手に受け取ることができます。

繁殖形態は卵生。巣をつくらずに日本では3-4月に3-4個の卵を断崖の窪みに産み主にメスが抱卵し、抱卵期間は29-32日で雛は孵化してから35-42日で巣立つそうで、早いもので生後2年で性成熟するそうです。

ヒナが成長してエサを求めて遠出を繰り返すようになる頃、綿羽から幼羽へと衣替えし羽ばたきの練習をしたりすると、勢い余り巣から転落死する場合も少なくないようです。約40日ほどすると巣立ち最初の1羽が巣を離れ次々と飛び出し親は、エサを地上で与えることが少なくなり、空中でエサ渡しをするようになるようです。

 

あとがき

ここまでの長文をお読み下さり、ありがとうございます。

今回、猛禽類の最高峰をご紹介するにあたり、2つの究極のついて取り上げました。

  1. 文化・付加価値によるもの
  2. 純粋な希少性のよるもの

いずれの鳥も、とても美しく、自然界で生き抜く強さをもった尊い生き物です。
猛禽類は飼育にあたり、きちんとした方法論にそってトレーニングをすれば絆を作ることが可能な野生動物です。
この記事が関心をもって頂くきっかけとなればこれほど嬉しいことはありません。

以上、
「アラブ富裕層シンボルになっているハヤブサとワシのご紹介」でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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