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世界を魅了する『石垣焼』とは?唯一無二の輝き『石垣ブルー』を体験

世界を魅了する『石垣焼』とは?唯一無二の輝き『石垣ブルー』を体験

「石垣ブルー」とも呼ばれる神秘的な青い色を持つ「石垣焼」をご存知ですか?

イギリスの大英博物館をはじめ、世界の美術館のコレクションとしても収蔵される窯元です。上皇后陛下美智子様が身に付けられたことでも知られる石垣焼のアクセサリーも人気です。

アートとして、伝統美術品として、世界的にも評価が高い、その優しく深い海の色に魅せられて、5つ星マガジン編集部が石垣島の『石垣焼窯元』を訪ねました。

吸い込まれそうなブルーに魅せられて。「石垣焼」とは・・?

「コーラルテラス石垣島」のレストランで使われていた石垣焼のナプキンホルダー。

5つ星マガジン編集部が「石垣焼」と出会ったのは、取材に訪れた会員制リゾート「コーラルテラス石垣島」でのレストランでのこと。ナプキンホルダーに使われていた、焼き物の青い色があまりにも綺麗で、ホテルの支配人に『石垣焼窯元』の存在を教えていただきました。(「コーラルテラス石垣島」を訪ねた記事は、こちらをチェックしてくださいね。)

石垣焼はその名の通り、沖縄・石垣島で1999年に誕生した焼き物。元は、石垣焼窯元の当主である金子晴彦さんの父親・金子喜八郎(陶芸家の氏名・恭雨)さんが、1970年に鹿児島県の与論島で起こした「よろん焼」から技術を暖簾分けして生まれました。

石垣焼の特徴はなんといっても、美しい海の色「石垣ブルー」。この吸い込まれそうな深い青は、ガラスと陶器が融合してできる奇跡の産物。ガラスと陶器の融合は、収縮率の違いから昔は制作不可能な焼き物とされていたそうです。それを世界で初めて成功させたのが金子晴彦さんのお父さんだったのです。

そして、何度もの試作を重ね、美しいブルーと油滴天目が施された、美術工芸品の石垣焼を完成させ、世界に認められるまでに発展させたのが息子の金子晴彦さんです。

石垣焼窯元当主・金子晴彦さん

2018年9月よりイギリスの大英博物館へ展示が開始されて話題となった『耀変玳玻天目茶碗』と『碧海油滴天目茶碗』。同焼成で焼き上がった作品が、「石垣焼窯元」の店内で間近に見ることができます。

2015年フランス(パリ)のルーブル美術館内『カルーセル・ルーブル』で行われたSNBA展2015にて、審査員賞金賞を受賞した作品『Silent Blue』。SNBAは、創立150年以上の歴史を誇る由緒ある団体です。

 

沖縄・石垣島にある「石垣焼窯元」を訪ねました

さて、「コーラルテラス石垣島」で、石垣焼窯元の存在を教えていただいた、私たち5つ星マガジンの取材チームは、さっそく窯元を訪ねることにしました。

窯元は、新石垣空港から車で20分ほどの海沿いに立地。私たちが宿泊していた「コーラルテラス石垣島」からも20分弱とあって、海沿いをドライブしながら向かいます。

石垣焼窯元には、体験工房やショップも併設されています。まずはショップへ。

この日、私たちを案内してくださったのが、当主・金子晴彦さんの奥様でもあり、自らもアーティストとして活動されている金子聖代さん。石垣焼の実際の作品を手に、その魅力を紹介してくれます。

飲み物を入れると、底のブルーが金色や銀色に光る、色の変化を楽しめるのも石垣焼の特徴。

美しいブルーの器やオブジェ等がずらり。同じ物が二つとない石垣ブルー。じっくり眺めていると、深い海の青に引き込まれる作品や、夜空の様なきらめきを感じる作品等、その全て異なる輝きと魅惑的な美しさに見入ってしまいます。


見る角度や光の当たり具合などによっても、さまざまな表情を見せます。

ショップでの人気商品は、こちらのアクセサリー。特にペンダントは、美智子上皇后陛下も身につけられた逸品とあって、幅広い世代の女性たちからお土産として人気だそうです。

5つ星マガジン編集部のスタッフも「祖母とおそろいで」とペンダントを購入。さっそく付けていました。

 

食卓にも石垣ブルーを。体験工房で、いざ体験!

世界の美術界から認められる石垣焼ですが、アートや美術品としてだけではなく、日常の食卓を豊かに彩る焼物であることも人気の理由です。窯元では、体験教室が毎日実施されています。オリジナルの石垣焼を作って、沖縄の海の景色をご自宅にお土産として持ち帰る事が出来ます。(完成品は後日郵送で届きます。)

こちらの体験陶芸、マリンスポーツのメッカの石垣島にあって大人気のプログラムだそう。さっそく私たちもチャレンジです!

体験スタート!

私たちが体験したのは、1kgの土を使って好きな形の器を作る「石垣焼コース」(約60分)。金子先生が丁寧に教えてくれました。その工程を少しだけご紹介。

まずは金子先生のお手本をじっくり見て、器の形に整えていきます。私たちはスタンダードなオーバル型の器を2つ作ることにしました。シンプルに見えますが、きれいに形を整えるのが難しい・・。「大丈夫!大丈夫!」と金子先生がアシストしてくださいます。

小さなお子さんが体験することも多く、ウミガメの形やハートの形なども人気だそう。 

せっかくなので、沖縄らしい模様を金子先生に教えていただきます。沖縄の伝統の織物であるミンサーに用いられ「ミンサー柄」とも呼ばれる柄です。五つと四つ点を並べた柄は、「いつ(五つ)の世(四つ)までも、末長く」という思いが込められ、「変わらぬ愛」を表現したものだそう。なかなかロマンチックな器が完成しそうです。

 

ここまできたら、あとは金子先生はじめ工房の皆様に託すのみ。焼きあがった器は、後日自宅まで発送してくれる流れになっています。どんな焼き上がりになるのか、また、自宅に石垣島の海の色が自宅に届くなんて、とても楽しみです。

 

世界に一つ!自分だけの石垣焼が届きました!

そして後日、石垣焼窯元で作ったオリジナルの石垣焼が届きました。

我ながら(?)、美しい石垣ブルーに感動。ブルーやエメラルドグリーンがまざった青色は、まさに石垣島の海。石垣島の美しい景色や空気、楽しかった思い出、優しい金子先生のことも、一緒に思い出されて、自分だけの世界で一つだけの石垣焼をいつまでも眺めていたくなります。

皆さんも石垣島を訪れたらぜひ石垣焼を体験してみてはいかがでしょうか。世界のさまざまなアートを見尽くしたという5つ星マガジン読者の方も、自分でアートを作る体験にはきっと感動されるはず。5つ星マガジン編集部が、世界で一つの“5つ星”な体験としておすすめします!

体験工房ではさまざまな形での制作が可能なので、小さなお子さんも一緒に楽しめます。

石垣焼窯元について

住所 沖縄県石垣市字名蔵1356−71

電話番号 0980-88-8722

ホームページ http://www.ishigaki-yaki.com/

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