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その癒し、5つ星級。人生を変える会員制リゾート

世界最高峰ツールドフランス出場ブランドに学ぶ。大人のサイクリングを優雅に、快適にする自転車情報。

世界最高峰ツールドフランス出場ブランドに学ぶ。大人のサイクリングを優雅に、快適にする自転車情報。

ツーリングやポタリングを趣味として楽しむために、あるいは健康の維持や改善をめざして、さらに持続的な環境保全の一環として、自転車に乗る人が増えています。自転車をもっと楽しみたいとき、いい自転車がほしい方、バイクや車のようにグレードの高い自転車を手に入れようと思ったときのために、大人のための自転車情報を集めました。

多彩になった自転車のタイプ。

自転車には、さまざまなタイプがあります。ショッピングや通学・通勤に便利な一般車、スポーツサイクル、シティサイクルなどが代表的な種類ですが、現在いろんなタイプが販売され、従来はあまり見なかったものもあり、選択肢は多彩に広がっています。
注目したい自転車のタイプには次のようなものがあります。

スポーツタイプの代表選手、ロードバイクとは。

タイヤが細く、ドロップハンドルと軽量のボディが特徴で、人力で最もスピードの出る乗り物といわれているのがロードバイクです。ロードバイクの良さは、スピードが出ること、長時間乗っても疲れにくいことです。ロードバイクはこれまで主にプロ仕様で重量や耐性、どれだけ高速で走行できるかを重視して開発されてきました。プロ選手やレースに出場する人をターゲットに開発される中、実際のユーザーとして、レジャーや通勤、通学に利用する人が急増しています。
そんなカジュアルな走行、実用シーンで乗る人のニーズにも合う、ワイドタイヤ、ディスクブレーキなどを採用した、乗りやすさや安全性を高めたロードバイクが増えているそうです。現在も主流であるレーシングバイクテクノロジーが進化すると、一般ユーザーにも乗りやすいロードバイクにも、より快適性、安全性を重視した機能として反映されていくのではないでしょうか。

砂利道も街でも乗りやすいグラベルバイク。

グラベルとは砂利という意味で、グラベルバイクは、砂利道でも舗装された道でも乗りやすい自転車です。2019年に、世界的に有名なグラベルレース「グラインデューロ」が日本で開催されたこともあって、注目度が高まっているタイプのスポーツサイクルです。砂利道のようなオフロードでも舗装された道でも乗りやすいということは、一台でレジャーシーンも普段の街乗りも快適に楽しめるというメリットがあります。

一般的にグラベルバイクは、ロードバイクと比較して安性を重視した設計になっています。ロードバイクほどタイヤは細くなく、幅広い種類があって選択できるのもメリットです。ドロップハンドルの位置が高いため、前傾姿勢で乗るのに慣れていない人にも乗りやすく、ホイールベースと呼ばれる前後車輪の間隔が長いので、低速でも安定した走行が可能です。

タフなオフロードレースに耐えるシクロクロスバイク。

シクロクロスとは、オフロードで開催される自転車競技のひとつです。そのコースには、シケインと呼ばれる障害物や階段、複雑なコーナーなどが設置されます。中には自転車から降りて担がなければ通れない場所も少なくありません。シクロクロスバイクは、そんなレースのために設計された自転車です。オフロードで走りやすい安定性、衝撃に強い設計、泥の詰まりにくい構造、また担ぎやすいフレームの形状などの特徴があります。

グラベルバイクとよく比較されますが、シクロクロスバイクの方がよりオフロード仕様です。

山下りを満喫したいならマウンテンバイク。

オフロードといえば、以前はマウンテンバイクが主流でした。今では、グラベルバイクやシクロクロスバイクなど、選択肢が広がっています。本格的なマウンテンバイクは、フラットハンドルで太いブロックタイヤ、頑丈なフレームが特徴です。そのハードなフォルムのデザイン性、乗り心地のよさで街乗りにも人気です。サスペンションによってでこぼこの山道からの衝撃をやわらげ、横ストレートのハンドルバーで安定した操作性を高めます。山道を上ったり、下ったりするオフロードのツーリングライドを楽しみたいなら、マウンテンバイクがおすすめです。

特にマウンテンバイクでの山道の下りを楽しむ人は多く、そんな場合はグラベルバイクやシクロクロスバイクより、マウンテンバイクの方が向いています。

シンプル構造の競技用自転車、ピストバイク。

ピストとは、レーストラックを意味するフランス語なのだそうです。ピストバイクは、もともと自転車競技用の自転車で、ノーブレーキが特徴です。ただしこれは競技用の場合で、公道で走れるタイプとしてブレーキ付きのピストバイクが数多く販売されています。ノーブレーキのピストタイプは、道路交通法に違反するため、街で乗る用に購入する場合は、ブレーキ付きであるものを選ばなければなりません。その他の特徴としては、レース用として開発されたためにスピードが出せるよう可能な限り装備やパーツを省いて軽量に仕上がっていることです。そのため、デザイン的にもシンプルで美しく、丈夫でメンテナンスもしやすいメリットがあり、街乗りとしても人気が出ました。

コンパクト&スタイリッシュなミニベロ。

タイヤが小さくお洒落な自転車を街でよく見かけます。ショッピングや散歩感覚で楽しむポタリングにぴったり、しかもカラフルでお洒落なフォルムのものが多いようです。そんなホイールのサイズが20インチ以下の自転車を小径車、ミニベロと呼びます。小回りが効いて軽く、漕ぎ始めや停車がスムーズなのが魅力です。デザインや手軽さを重視したものだけでなく、スポーツサイクルのメーカーが製造する20〜30kmくらいの走行にも快適なミニベロ、折りたたみできるミニベロなどもあります。

ツールドフランスのレーサーが乗るトップブランドとは。

フランス語で、フランス1周を意味すつツールドフランス。1903年に第1回目のレースが開催された、歴史ある世界最大の自転車レースです。走行距離は、およそ3300km。フランスとその周辺の国をまたぎ、ピレネー山脈やアルプス山脈など大きな山々を越える過酷なレースです。通常は毎年7月に、2日の休息日をはさんで21日間、21ステージ開催されます。

2019年には、総合第1位に送られるマイヨ ジョーヌの制度開始から100周年の記念イヤーを迎えました。スポンサーの名前を冠に、8人編成のチームでレースに臨み総合第1位の選手に、黄色いジャージ、マイヨ ジョーヌが与えられます。チームは、1人の選手をマイヨ ジョーヌ獲得者にするためにあり、他の7人はサポートに徹します。栄誉あるマイヨ ジョーヌだけでなく、ツールドフランスに出場する選手たちは、自転車を愛するフランスと周辺の国々からリスペクトされる存在です。

そんなツールドフランスの出場選手たちが乗るロードバイクのブランドも、憧れの的です。ツールドフランスに関連のあるブランドをご紹介しましょう。

2019年1位に輝いたチーム ユンボ ビスマのビアンキ。

イタリア語で青空という意味をもつ、美しいチェレステカラーでも有名なビアンキ。輝かしい多くの勝利を、選手たちとともに獲得してきました。

特にフレームこそ自転車の心臓部として、マテリアル、テクノロジーの開発に挑んでいます。

美しいチェレステカラーは、レースシーンだけでなく街乗りタイプの自転車にも採用され人気があります。

アメリカのNo.1ブランド、トレック。

ヨーロッパのブランドが主流のロードバイク界でしたが、今ではアメリカやカナダのブランドも増えています。トレックは、ウィスコンシン州にあるアメリカNo.1ブランドです。特徴は、国が定める安全基準を上回る厳しいテストをクリアした丈夫なつくりにあります。

特許を取得しているOCLVカーボンは、トレック史上最軽量、快適性、強度を実現し、カーボンを使用する多くのメーカーの中でも先駆者となっています。

コンピュータを用いた計算が生んだデザイン、流体力学をもとにした設計、そして大部分がハンドメイドによって生まれるのが、トレック自信のローバイクです。2019年のツールドフランスでは、トレック セガフィールドが4位を獲得しています。

フランスの老舗メーカー、ラピエール。

ディジョンに本拠地をおく、創業1946年の老舗自転車メーカー、ラピエール。

フランスを代表するワールドチームのFDJと2002年からサポート関係を構築してきました。

2019年のツールドフランスで、FDJは7位を獲得しています。レースの山場となる山岳ステージを制したラピエールのXELIUSは、軽量で強く独自のフレームワークによるデザインで個性を発揮するシリーズです。

台湾最大の自転車ブランド、ジャイアント。

伝説的なマウンテンバイクのトップアスリートとの契約によって、名を知られるようになったジャイアント。その後、スペインの名門チームと契約しツールドフランスに出場し、ロードバイクでも認められる世界有数のブランドになりました。2019年のツールドフランスの結果は、CCCチームのサポートで15位に。トップクラスのロードバイクだけでなく、「RAID LIFE」として自転車とともにある健康的で環境にも配慮した暮らしを提唱しています。

伝説の選手、エディ メルクスのブランド。

エディ メルクスは、ベルギーの自転車ブランドです。史上最強のロードレース選手といわれたエディ メルクスによって設立され、レーシングバイクを製作しています。選手時代、ロードバイクへの強いこだわりがあった彼は、真夜中に起きだしてポジションのセッティングを調節したり、レース直前になってからでもフレームの改良支持を行なったりしたそうです。そんな選手時代の経験を生かして引退後、世界最高のロードバイクを開発することをミッションに、メーカーを始め、ツールドフランスの舞台にロードバイクを送り出しています。

ロードバイクに乗って、風の中を颯爽と走り抜ける心地よさ、小回りのきくミニベロを車に乗せて遠出して、知らない街をポタリング。あるいはグラベルバイクでレースに出る夢を見る…。良い自転車を手に入れたら新しい世界が広がります。目の前の道はどこまで続いているのでしょう。走れるところまで走ってみませんか。

 

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