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大阪・北浜の人気パティスリー「GOKAN」で愉しむスイートなくつろぎ

大阪・北浜の人気パティスリー「GOKAN」で愉しむスイートなくつろぎ

大阪を代表する経済・金融・商業の中心地、北浜。かつてこの街で財を成した実業家や金融業者が、大正から昭和初期にかけてこぞって建てた近代建築の数々が今なお並び、堂々とした存在感を放っています。

GOKAN(五感)」は、そんな近代建築のひとつ「新井ビル」に本店を据えるパティスリー。紳士淑女が集うスイーツサロンとして、多くの人で賑わいます。

ギリシャ・ローマ建築に影響を受けた新井ビル

北浜の近代建築の中でも、ひと際モダンで重厚な新井ビル。1922年(大正11)に建築された、北浜を代表する大型ビルのひとつです。新井ビルは国の登録有形文化財に指定され、2013年(平成25)には大阪市の「生きた建築ミュージアム 大阪セレクション」にも選定。大正当時の雰囲気が、今でもしっかりと感じられます。

建設当時は報徳銀行大阪支店であった新井ビル。当時の銀行建築は、古代ギリシャ・ローマ建築に影響を受けた古典様式を用いることが多く、同ビルもどっしりと重厚感のある造りを採用しています。

等間隔で並んだ柱は、ギリシャ建築の特徴のひとつ、列柱建築を思わせます。一方2階部分は当時のトレンドであったタイルを用い、伝統とモダンをほどよくミックスした独自のデザインに。名建築家・河合浩蔵氏による印象的な設計は、今でも目を引きます。

当時から変わらない窓

雰囲気のあるライトがシックに彩ります

シンプルで端正なGOKANロゴ

細かなディテール一つひとつも美しく、見ているだけでため息が漏れるほど。「GOKAN」浅田美明社長の「歴史をたたえた新井ビルの圧倒的な存在感を大切にしたい」との思いにより、店名ロゴはあくまで控えめに。北浜の街になだらかに溶け込みます。

デパートブランドとしてスタートした「GOKAN」

GOKAN・浅田社長

GOKAN」の母体は、「プチプランス」というパティスリーです。現社長の祖父が戦前に洋菓子店を創業し、その後洋菓子の卸業を経て1978年(昭和53)に「プチプランス」のオープンに至りました。
当初は本格的なフランス菓子を提供するお店でしたが、浅田社長の改革によって庶民にも手に取りやすいケーキ店へとリニューアル。数店舗を抱える人気店へと成長を遂げました。
そんなとき、阪急梅田店への出店依頼が舞い込みます。

「プチプランスはシンプルなおいしさが人気のお店でしたから、それとはまた別の、デパートの価値観に寄り添うようなお店が良いのではと考えました。それで思いついたのが、“自然と愛”をコンセプトにしたGOKANブランドでした」(浅田社長)。

GOKAN」が大切にしているのは、日本の農業を生かすこと。
農家さんたちが心を込めてつくる作物は、高品質であるのはもちろん、深い愛情にも満ちているものです。農家さんが作物に込める思いと同じく、「GOKAN」も農業や自然への愛を持ち、心を込めてお菓子を作る。そんないい循環が生まれれば農業の活性化に繋がり、高品質で魅力的なお菓子も提供できるのでは。そう考え、食べておいしいだけでない、“心に響くお菓子”を作ろうと商品開発に励みました。

「お米の純生ルーロ」1本1,080円

そして生まれたのが、ブランド立ち上げ当初から現在まで人気を誇る「お米の純生ルーロ」です。米農家・忠貞夫さんを中心につくられる新潟県胎内産コシヒカリ100%の米粉生地は、ふっくらもちもち。大ぶりの国産黒大豆と北海道産生クリームを巻き上げ、食感も味わいもワンランク上に仕上げています。
米粉、黒大豆、生クリームと素材の味がしっかりと生きた、上品で軽やかなロールケーキ。手土産に喜ばれる逸品です。

「ええもん」1個184円

また、関西弁で“ええもん=良いもの”にこだわったマドレーヌ「ええもん」もお土産に人気の名品。国産米粉と国産小麦粉を絶妙にブレンドし、大阪・東養蜂場のはちみつ、北海道産発酵バターを混ぜ込んで、大粒の国産黒大豆をプラス。仕上げに加える米飴が、しっとり食感と味の深みを演出します。日本の素材にこだわった、ホッとひと息つけるマドレーヌです。

1Fはショップスペース、2Fはくつろげるサロンに

では店内をご紹介しましょう。
入り口にて丁寧に出迎えられ贅沢な気持ちで中へ入ると、まるでお菓子のお城のようなワクワクする空間が広がります。2Fまでの吹き抜け構造で、開放感もたっぷり。舞台のように配されたショーケースや商品棚に、色とりどりのお菓子がずらりと並ぶ様子も楽しいです。
「お米の純生ルーロ」や「ええもん」などのほか、季節のフルーツをたっぷり使った生ケーキや、その他焼き菓子もラインナップします。

階段を上がって2Fは、回廊に沿って個室が並ぶ構造に。ここでは1Fで購入できるケーキ類がいただけるのはもちろん、デセールやデジュネセットなどティーサロンだけのメニューもそろいます。

2Fのサロンから1Fフロアが見渡せます

本サロンのサービスコンセプトは「紳士淑女の寛ぎ」。“お客様を心からおもてなしする”を信条に、クラシカルな建築や調度品に囲まれながら、優雅なひと時が過ごせます。

ティーサロンの人気No. 1「デザートフレンチトースト」

大きな窓やクラシカルな調度品が楽しめるティーサロン内部は、まるで大正時代にタイムスリップしたかのような雰囲気。絨毯が敷かれた床もまた、リッチな気分へと誘います。

「デザートフレンチトースト(季節のフルーツとバニラアイスクリーム添え)ドリンク付」 1,458円

こちらでいただきたいのは、一番人気の「デザートフレンチトースト」。牛乳たっぷりの自家製ミルクブレッドを、特製のプリン種にひと晩漬け込み、しっとりと焼き上げた逸品です。フライパンに蓋をしてじっくり火を通すことで水分をキープし、ふんわりもっちりの食感へと仕上げます。
フレンチトーストに添えられるフルーツはその時々の旬の素材を厳選。バニラアイスと絡めて口に運べば、口福の喜びに満たされます。

ドリンクセットはコーヒーか紅茶からチョイス。コーヒーは、エチオピアとグアテマラの豆をブレンドした、やわらかな甘味を感じるブレンドコーヒーが供されます。

「デザートフレンチトースト」は1430分からのメニューとなりますが、オープンから11時までは限定の「モーニングフレンチトースト(648円)」がお目見え。プレーンのフレンチトーストにヨーグルトとドリンクが付くセットで、朝から甘い幸せに酔いしれます。

「夏色〜屋久島縄文水とパッションマンゴーのかき氷〜」1,320円※7/31までの限定

また、月ごとに変わるデセールも同サロンの人気メニュー。見た目も味わいも華やかなデセールは、毎月楽しみにしているファンも多いのだそうです。

自然への愛、お客様への愛

「お客様に喜んでいただきたい、ただひたすらその気持ちで営業してきました。そして、その思いはこれからも変わりません。北浜にGOKANがあってよかった、そう思っていただけるように、地域に貢献し、日本の農家さんを大切にしながら励んでいきたいと思います」(浅田社長)。

大阪を代表するパティスリーであり、農業の底上げにも貢献する「GOKAN」。愛のこもったお菓子の数々に、持続可能な未来が宿ります。

GOKAN 北浜本館
541-0042大阪市中央区今橋2-1-1 新井ビル
TEL 06-4706-5160
月〜土曜 930分〜1930
日曜 930分〜19
2Fサロン 10時〜19時(L.O.18時)

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