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五感を磨き、スタイリッシュに生きるために#2 ~2022年運気アップの秘訣とは~ 風水師 宙SORAさんに訊く

五感を磨き、スタイリッシュに生きるために#2   ~2022年運気アップの秘訣とは~ 風水師 宙SORAさんに訊く

2022年がスタートしました。みなさんはどのような気持ちで、新しい年を迎えられたでしょうか。新型コロナウイルス感染症との2年以上にわたる闘いを経て、なおも続くコロナとの共存生活の中、今年こそは少しでも平穏で明るい日常がおくれる良き年にと、願われる方が大半でしょう。

そこで、2022年はどのような年なのか、ポジティブに運気アップを図るにはどんなことを心に留めておけばよいのか、スタイリッシュ風水師の宙 SORAさんにお教えいただきます。

【宙SORAさんプロフィール】

【宙SORAさんプロフィール】

SORA 本名:川原宙子(かわはらひろこ)

一般社団法人風水師学会 代表理事

風水師として住居やオフィスのコーディネイト・内装・設計などの風水監修を行う。

「ビジネス風水」を得意とし、商品名や色・形など各企業の商品企画・開発の風水アドバイスを行うほか、講演やセミナー回数は年間200回以上。

風水師の養成スクールコフクの校長。「自宅やオフィスをパワースポットに」という考えから、登録商標である「スタイリッシュ風水」を提唱。

雑誌の連載やテレビ出演などメディア出演も多数。

著書に「お金のほうからやってくる風水」「お仕事風水」「ハッピー風水生活術」がある。

風水は「三元九運」

風水では「三元九運」という180年の周期で時代が繰り返されると考えられています。
その180年は大きく「上元」「中元」「下元」の3つの時代に分けられ、さらにそれを3つ、つまり20年毎に区切ります。最初の20年が第一運、次の20年が第二運・・・という風に、20年×9運=180年を繰り返していきます。
私たちは今、2004年から2023年までの第八運にいます。来年でこの8運の20年間が終わり、再来年から第九運に入ります。この九運が終われば、180年間続いた時代のひとくくりが終わり、新しい時代の幕開けとなるということです。
ちなみに現在の180年のはじまりの第一運は、「明治」です。ということは前回の第八運・第九運は江戸時代だったということを考えれば、近い将来、社会のあり方に大きな変化が訪れるのは間違いないでしょう。今回はテクノロジーの進化がカギを握りそうです。

二十四節気・干支で運の変化を読む

 私たちは今、西洋のカレンダーを使って1年を過ごしています。運気のバロメーターは、この西洋カレンダーで、東洋の暦「二十四節気」をチェックすれば、四季折々に訪れる、運気の変化を知ることができます。
二十四節気は四季が基準となり、一年は春のはじまりである「立春」からスタートします。24日ごろの立春が旧暦では一年のはじめとされ、この寅月からが春、立夏5月の巳月から夏、立秋8月の申月から秋、立冬11月の亥月からが冬というように、一年を四季に分けて、時の流れを読み解きます。
ところで一般的に運気、運気と言われますが、大別して2つの運気があるのをご存知でしょうか。ひとつは自分の運気、もうひとつは時代の運気、つまりその年の社会全体の運気です。自分の運が悪くても、時代の運が良ければ、救われることもあるし、逆もしかりです。

たとえば2022年は壬寅年で中宮は五黄土星が巡ります。今年は寅年だというのはご存じだと思います。正式名称は壬寅(みずのえとら)といって、最初の一文字“壬”を「天干」(てんかん)、“寅”を地支と呼び、天干の「干」と地支の「支」で干支(えと)ということになります。ぜんぶで六十干支ありますから、壬寅年は実に60年ぶりなのです。ちなみに60歳の誕生日を還暦といいますが、生まれ年と同じ干支が巡るため「暦が還る」というわけで還暦なのです。

この壬寅年は、「壬」が水のエネルギー、「寅」が木のエネルギーを持っています。この背景にあるのは東洋の思想で「五行論」といいます。“宇宙のすべては「木」「火」「土」「金」「水」の5つの要素で成り立っている”という考えです。

壬の語源のひとつは「妊」です。お腹の中に新しい生命が宿った状態です。「土」が種から万物を育む“大地の母“と言われるのに対して、「水」は“すべての生命の源”、もっと根源の生命を生み出す存在です。そうした意味合いから2022年は、新しい「何か」をはじめるのによい年です。新規事業や、これまでやったことのない新しい体験や経験、読んだことのないジャンルの本、行ったことのない場所など、新しい第一歩を踏み出す年にするとよいでしょう。

つぎに寅ですが、一般的に十二支は子丑寅卯辰巳・・・と子年がはじまりのイメージがありますね。実は運勢を予測するときは、寅年がはじまりの年として考えます。さきほども書いたように、一年のはじまりは寅月の立春であり、十二支のはじまりは寅年になるのです。
というのも子年は土の中の種から根が出たばかりの状態、丑は地中で紐が絡まるように根を伸ばす年、つまり「まだ水面下(土の中)で準備段階ですよ」という年でした。
寅年でいよいよ地上にあらわれるのです。地表に芽を出し、太陽の元で活動をはじめなさい、というメッセージが込められた年です。また「まっすぐに伸ばす」「居住まいを正す」という意味もあります。今年は例年以上に住まいを整理整頓し、早寝早起きなどライフスタイルを見直す年にすれば、運気が上がるでしょう。

特にコロナ禍です。世界中の誰もが精神的に不安定になりやすいとき。こんなときこそ運気を上げておくことが大切です。運気を上げるとは、「風通しを良くすること」、つまり“気の流れを良くすること”です。それでは具体的にどうすれば気の流れ、運気の流れが良くなるのでしょう。風水的な観点からまとめてみました。

運気を上げるキホンの法則

1.毎朝窓を開けて3分間の換気

朝起きたら、まず家中に新しい風(空気)を入れましょう。冬場は少し寒いかもしれませんが、毎朝の換気は大切です。家の中の風通しを良くすることで、運の流れをスムーズにさせ、よりよい情報が入ってきます。「風を通す」ことを習慣にしておきましょう。広さにもよりますが、空気が一通り入れ替わったと感じればOKです。

2.ベッドシーツはこまめに交換

風水では、とにかく不運を引き寄せる悪い気(邪気)が寄り付かない環境をつくります。そこで風水師は「邪気の好きな環境」を研究し、そういう空間を住環境でも職場環境でもつくらないことを心がけるとよいというわけです。邪気の好きな環境は「うす暗い」「じめっとしている」「空気がよどんでいる」「変なニオイがする」「チリ・ホコリがある」「汚れている」など。特に寝室は将来運を左右する部屋なので、ベッドはとても重要な風水アイテムです。将来を明るいモノにするには寝室が重要。枕カバーやシーツはこまめに洗い、とり替えましょう。

3.玄関は靴を一足も置かない

玄関やエントランスホールは「運気の出入り口」です。人なら食事を摂る口です。美味しいご飯をモリモリ食べると元気になるように、元気で力強いエネルギーを玄関から取り入れましょう。そういう意味で、靴を出しっぱなしにしてはいけません。一足も置かないのが風水の「鉄則」ですので、これはしっかり覚えておきましょう。さらに「明るい玄関」にすることです。うす暗いと運気がよどんでしまいます。また、単に靴を脱ぎ履きするだけの空間ではありません。「エネルギーの入口」なので、何もない玄関では、運気は弱まってしまいます。ぜひ飾りつけをして「素敵な玄関」を作り込みましょう。

4.玄関は必ず毎朝たたきを拭き掃除

だからといって、玄関がモノだらけでもいけません。風水は陰と陽のバランスが大切と教えてくれます。“過ぎたるは及ばざるがごとし”です。毎朝玄関のたたきを拭き掃除しましょう。そのためには、床には何も置かないようにするのが一番です。飾り付けるがあまり、玄関が狭くなってしまうのでは本末転倒です。玄関の広さと、入ってくる運気の大きさは比例しますから、狭くしないような工夫も大切です。またモノも靴もなければ、玄関の掃除はとても楽なので継続できます。張り切ってはじめるけど三日坊主、というより、ササっと1分でもいいので毎朝継続するほうが運気は向いてきます。

5.廊下などの動線にモノを置かない

玄関から入ってきたエネルギーは、廊下をまるで気管のように通り、各部屋に巡っていきます。ですので、廊下には何も置かないことです。廊下に棚などがあるのは、喉にポリープがあるような状態。通りを狭くしてしまうのでカイゼンしましょう。廊下に限らず、階段や各部屋の動線上も、「通りが悪いと運気の通りも悪くなる」と覚えておきましょう。

6.毎朝欠かさずトイレ掃除

さて、玄関が運気の入口なら、トイレは不浄なモノ、邪気の出口とされています。そこで、トイレの掃除を怠ると、邪気は喜んでどんどん家の中に増殖していき、運気が落ちることになります。そうならないためには、やはり陰と陽の組合せである玄関とトイレはセットで整えておきたい場所です。また、掃除の行き届いたトイレは、そこに住む人の心の美しさを表すといわれます。

7.氏神さまへの参拝

運気アップに欠かせないのが、いま住んでいる町の氏神参りです。参拝する習慣のある人ほど、困ったときに、不思議と助けがあらわれたりするもの。パワースポット巡りの前に、“運のかかりつけ医”となる地元の氏神さまとは、しっかり仲良くしておくことが不可欠です。どこが自宅や職場の氏神さまか分からないという方も多いようですが、近くの神社で聞いてみると、ほとんどの場合は教えてくれます。大きくて有名な神社は総合病院のようなもの。その前にかかりつけ医にしっかり足を運び、大きな神社に行くときには、氏神さまからの「目に見えない紹介状」をもらっていくと、早く願い事がかなうといわれています。

8.朝バタバタしない

「一年の計は元旦にあり」という言葉を知っている人は多いと思います。実はこの言葉の前に「一日の計は寅にあり」という言葉があるのをご存じですか。冒頭の寅年とおなじで、寅の刻を一日のはじまりと考え、一日の計画は寅の刻(午前3時~5時)にするのがよいということです。5時からは実際に行動する時間ということですね。これは電気もなかった昔のコトなので、現代に置き換えると少し早すぎます。風水的には寅の次、卯の刻(5時~7時)が理想とされています。朝起きたら15分でもいいので、その日一日をどう過ごすかという計画を立てる時間を取ってください。いきなりバタバタはじめてしまった一日と比べると、驚くほど充実した一日を過ごせます。春分~夏至~秋分は5時に、秋分~冬至~春分は6時に起きるのがよいので、これを基準に自分の状況に合わせて調整するとよいでしょう。

まとめ

風水と聞けば金運や結婚運など「●●運アップ」という方に意識が向きそうですが、開運の根底にあるのは「趨吉避凶」(すうきちひきょう)といわれ、まず凶を避けてから、吉に赴くという意味です。つまり、●●運アップよりも、まずは日々の暮らしの中で、運気を下げるような言動をしていないか、というところをチェックするのが先決だ、という教えです。

愚痴や不平不満、後回しにする習慣などがあれば、風水のラッキーアイテムを置いても、どんどん運気は下がってしまうのだ、ということです。まずは寅年の「まっすぐに伸ばす」「居住まいを正す」というところから、背筋を伸ばし、自宅の掃除と整理整頓を心がけることからすべての運命が決まっていくのだと、心に留めておきましょう。
良きことを考えれば人生は良い方向へ、悪しきことを考えれば人生は悪しき方向へ。寅年は自分の心次第で、運命が決まる年です。前向きな気持ちを持つことが、今年の開運キーワードです。早起きと笑顔で、今年の厄を追い払いましょう。

一般社団法人風水師学会
大阪市福島区福島7丁目15-1-1904
Tel: 06-4256-5419 / 090-8758-2941
https://sora-fusui.com/

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