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米2ドル札紙幣の肖像画 トーマス・ジェファーソンのご紹介

米2ドル札紙幣の肖像画 トーマス・ジェファーソンのご紹介

世界の経済大国アメリカへお仕事、バカンス、またはリゾート旅行などを楽しむ予定の方へ。

アメリカ紙幣でよく使う、2ドル札の肖像画人物、トーマス・ジェファーソンについてご存知でしょうか? また実は、建築デザインに造詣が深いこともご存知でしょうか?

本記事は、世界を旅する5つ星Magazineの読者さまに、偉大なる人物、トーマス・ジェファーソン氏を知る上での基本と、掘り下げた情報をご紹介いたします。

トーマス・ジェファーソンの生い立ち

  • 生誕:1743年4月13日
  • 死没:1826年7月4日(83歳)
  • 出生地:バージニア植民地

1743年~

トーマス・ジェファーソンは、1743年4月13日に、バージニア植民地に生まれます。両親はバージニア入植者の古い家系であり、その地の財閥やキーマンと深いつながりを持ち裕福な家柄で、兄弟は10人と大家族でした。

9歳からギリシャ語・ラテン語・フランス後と多言語を学び、それは国際的な建築を知るツールにもなっていきます。

14歳の時に他界した父から相続として20㎢もの土地と数十名の奴隷を相続し、そこに建てた家がやがてあの有名なモンティチェロと呼ばれるものになります。

1765年

学術や教育で、古典からバイオリンまで守備範囲が広く、ウィリアム・アンド・メアリー大学では優等賞を得て卒業し、哲学や数学など、特に法律には、どこに行くにもギリシャ語の文法本を持ち歩くなど、やはり学術に非常に長けていたことが伝えられています。

しかしその一方で、大家族兄弟の旅立ちや、姉の死別等の中で、こころの喪失感に穴を埋めるできごとは仕事に打ち込むこと他なく、バージニア植民地での法律家になり年間100件以上の訴訟を扱う弁護士としても活躍していたようです。

その中でも黒人への弁護活動を精力的に行っていたことは、彼の1つの特徴を表しています。

1768年

Monticello

Monticello

新古典様式のモンティチェロの建築に着手します。

モンティチェロは、トーマス・ジェファーソンの奴隷プランテーションであり、70年間で600人以上の奴隷を所有管理していました。

信用できる奴隷には給与を支払ったり、キリスト教やアフリカの伝統を取り入れたり、モンティチェロとは、建築様式に見劣りしないような精神的な豊かさを追求した場でもあったようです。

 

トーマス・ジェファーソンの思想や功績

トーマス・ジェファーソンは、アメリカ独立戦争の直後に、第二次大陸会議のヴァージニア代表議員の一人になりました。

その時に、アメリカの独立宣言の草稿という、きわめて重要な文書に多大な貢献をしたと云われており、その功績は、国際的な対立を和解に導くようなものであったとされています。

やがてアメリカ独立宣言が承認され、トーマス・ジェファーソンは、人権宣言の規範ともなり、大きな名声を得ています。その中でも、奴隷や極刑に深い思想があると云われております。

殺害や反逆を除き、極刑の禁止や廃止にする法案を提案するも、否決に至り、奴隷輸入禁止法は成立させるものの、奴隷制そのもの廃止までは到達できなかったようです。

やがて1785年~1789年に、駐フランス公使を務めます。その当時、パリのシャンゼリゼ通りに住み、この頃は芸術面での交流を図り、貴族や特権階級の友好関係を築いていきます。

フランスから帰国したトーマス・ジェファーソンは、あらゆる功績が評価されていた時期で、それは、アメリカ合衆国初代大統領のジョージ・ワシントンのもとで1790年~1793まで、アメリカの初代国務長官へと至ります。

フランスとの強い絆や友好関係は、世界の強いアメリカが、ヨーロッパという文化と接していく上で、当時は非常に重要な役割であっったことが想像できます。

 

第3代アメリカ合衆国大統領へ

独立戦争時の経験から、富国強兵政策を推進したトーマス・ジェファーソン。多くの税を撤廃して関税収入に頼ろうとした当時の時代背景や想いには、違憲だと信じていた外国人・治安諸法の下で投獄されていた人々を釈放することにもつながります。

アメリカとしては初の海外戦争となった第一次バーバリ戦争(1801年 – 1805年)に勝利し、独立戦争時の貧しい軍装備だった経験から、軍の教育から軍そのものの強化まで入念に行ったようです。

1803年、ジェファーソンは黒人をアメリカ合衆国の郵便を運ぶ業務から排除する法案に署名するも、1807年、3月3日、アメリカ合衆国で奴隷の輸入を違法とする法案に署名しています。

 

オススメする動画と名言

トーマス・ジェファーソンは、詩人であり、芸術家。そんな印象を持つ人は少なくないようです。

彼の残し散る名言集などの動画がYouTubeで生まれています。

  • すべての世代が新たな革命を必要としている。
  • 勇気を持った一人の人間は、多数派である。
  • 最もよく知っている人間は、自分がほとんど知らないことを知っている。
  • 荒々しい自由の海には、波がつきものだ。
  • 自分が何者であるか知りたいか?尋ねてはいけない。行動だ!行動が君を描きだし、そして明らかにする。
  • 私はあまりに威勢のいい政府の支持者ではないことを認める。それはいつも抑圧的だからだ。
  • 敵は通常、言いたいことを言い、信じたいことを信じるものだ。
  • 新聞の中で最も真実を伝えているのは広告だ。
  • 何かを行うときは、常に世界中に見られているかのように行動しなさい。
    私は大いに運を信じている。そして懸命に働けば働くほど運が増すことを知っている
  • 時間の長さで評価されるスピーチは、時の流れとともに忘れ去られる。
  • 本がなければ生きられない。
  • 友情はぶどう酒である。新しいうちは口当たりが悪いが、年月を経て醸成されると、老いた者を元気づけ、若返らせる。
  • 腹が立ったら、しゃべる前に十数えなさい。すごく腹が立ったら、百数えなさい。
  • 心からの思いやりによって感じる幸福は、私にとってお金以上の価値がある。
  • 快楽のエサを見つけても、その下にハリがないと確認するまでは口に入れるな。
  • 英知に関する本の第一章は、正直さについてだ。
  • お金を手にする前にお金を使うな。
  • ついに起こらなかった害悪のために、われわれはどれほど多くの苦しみを味わされたことか!
  • 物事は常に円滑に捉えなさい。
  • 正しい心の姿勢を持っている人が、目標を達成するのを阻むものは何もない。間違った心の姿勢を持っている人を、助けられるものなど存在しない。
  • 過去の歴史より、私は未来の夢のほうが好きだ。
  • 情報は、民主主義における貨幣である。
  • 幸せを与えてくれるのは、富でも豪華さでもなく、穏やかさと仕事である。

(まとめ:https://meigen-ijin.com)

 

最後に

トーマス・ジェファーソンの奴隷廃止や極刑禁止の思想や、フランス芸術文化の貢献などは、強いアメリカを成り立たせる上ではきっと欠かせない施策であったことでしょうね。

建築や文化・伝統を重んじるトーマス・ジェファーソンの肖像画である2ドル札を、何か、フランス芸術や、彼の愛した建築、ギリシャ語学の本でも買いたい気持ちが芽生えてきたのは筆者だけでしょうか。

以上、
「米2ドル札紙幣の肖像画 トーマス・ジェファーソンのご紹介」でした。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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