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ソムリエが教える最高級ワイングラスの選び方と管理方法

ソムリエが教える最高級ワイングラスの選び方と管理方法

「良いワインを飲むのだからグラスにもこだわりたい」

「最高級のワイングラスがどのようなものなのか、一から知りたい」

このような悩みを持つ方に向けて書いてあります。

ワインの味はグラスで変わる、といって良いでしょう。最高級のワイングラスを使えばその分、ワイン本来の匂いや美味しさを感じることができます。今回は最高級のワイングラスとはどのようなものか。またどのようなグラスを選べばよいのか。などを解説していきます。

本記事を参考にして頂ければ、最高級のワイングラスというものがどのようなものなのか分かるようになりますよ。

最高級のワイングラスの特徴 

ワインを飲むとき、グラスにこだわりを持っていますか?
最高級のワイングラスを使うことで飲んでいるワインの味もワンランク、ツーランク美味しく感じることができます。ですが「一般的に売られているワイングラスと最高級のワイングラスではどのようなところに違いがあるのか?」と思っている方も多いでしょう。
最高級のワイングラスと一般のワイングラスの違いを紹介していきます。

最高級のワイングラスは薄くて軽い上に割れにくい

最高級のワイングラスはとにかく薄い、軽い、割れにくいという特徴があります。理由はクリスタルガラスという原料を使っているからです。
クリスタルガラスというのはガラスの原料に酸化鉛を加えたもので、透明度と光の屈折率が高いという特徴があります。
鉛の含有量によって大きく三種類に分けることが可能です。

  • フルレッドクリスタル(鉛含有量30%以上)
  • レッドクリスタル(鉛含有量24%
  • セミクリスタルガラス(鉛含有量10%前後)

鉛の含有量が多ければ多いほど、光の屈折やガラスの柔らかさが強くなります。またクリスタルガラスは表面が凸凹になっているため、スワリングをしたときに凸凹の部分にワインが長く溜まりやすくなります。長く溜まることで、香りを際立たせ、味をまろやかにすると言われ、ワインに適しているガラスといって良いでしょう。
ちなみにフルレッドクリスタルレッドの『レッド』やレッドクリスタルの『レッド』は日本語の『赤い』という意味ではありません。『lead(鉛)』という意味のレッドなので勘違いをしないように気を付けてください。 

最高級のワイングラスはハンドメイドで作られている

一般のワイングラスはソーダガラスという原料を使っています。
ソーダガラスは大領生産に最適な材料なので、機械を使って作ることが可能です。ワイングラスの他にも窓ガラスや瓶など様々なものに使われています。一方でクリスタルガラスは、成型が難しく熟練の職人が一つ一つ作らないといけません。
口吹きやカット加工。他にも様々なチェックがあるので、製品化になるのは全体の半分くらいだといわれています。

最高級ワイングラスの種類

ワインには、そのワインに適したグラスというものがあります。メーカーによっては品種や産地に適したグラスというのも販売しているほどです。
ワインに合わないグラスを使ってしまっては、どんなに最高級なワインだったとしても、ワインの芳醇な風味や味は半減してしまうといってよいでしょう。赤ワインなのに白ワインに適したグラスを使ってしまっては、ワインだけではなく用意した料理も台無しです。

この項では赤ワイン用のグラスであるボルドー型とブルゴーニュ型。
そして白ワイン用のグラスである万能型とモンラッシェ型の4種類のグラスを紹介していきます。

1、ボルドー型

ボルドー型のグラスは『リム』といわれるワインの縁が大きいのが特徴です。チューリップ型の縦長のグラスなのがボルドー型ワイングラスなので、一度は見たことがあるでしょう。
ボルドー型は香りがたちやすいという特徴と、ワインの渋みであるタンニンを抑える効果があります。またボルドー型のグラスに合う料理は濃厚な味わいの肉料理です。

 2、ブルゴーニュ型

『ボウル』と呼ばれているワイングラスの本体がボルドー型より丸みを帯び、リムがすぼまっているのがブルゴーニュ型です。ブルゴーニュで使用されているブドウ品種である、ピノ・ノワール特有の酸味と芳醇な果実味や渋みを引き出してくれます。
鶏や豚などの白身の肉をたんぱくな味付けにした料理や、酸味の効いた料理には、ボルドー型のグラスがぴったりです。

3、万能型

白ワインとして紹介していますが、赤ワインにも使えるのが万能型といわれているグラスです。汎用性の高いグラスなので。日本酒や吟醸酒にも使えます。
卵型のボウルでリムの部分がやや緩まっているのが特徴といえるでしょう。

4、モンラッシェ型

ボウル部分が大きく丸みが強いという特徴がモンラッシュ型です。
フランスワインの2大産地一つ、ブルゴーニュ地方の辛口白ワインをモンラッシェといいます。モンラッシュワイン特有の酸味と繊細なブドウの果実味を、モンラッシェ型を使用することで最大限に味わうことができるでしょう。
ホタテやエビなどの魚介類を使った料理にはモンラッシュがベストです。

最高級のワイングラスを選ぶ時のコツ

前項で紹介したワイングラスは代表的な4種類ですが、実際は非常に多くのワイングラスがあります。
そうならないように、最高級のワイングラスを購入する際、グラスのどのようなところを見れば良いか、選ぶ際のコツというものがあるので紹介していきます。

華美なデザインのないものを選ぶ

ワインを楽しむときに重要なことは、ワイングラスそのものの機能性です。
デザイン性の高いもの、華美な装飾がついているものは選ばないようにしましょう。
ワイングラスを購入する際に見ないといけないのは、以下の3点です。

  1. グラスが持ちやすく、手になじみやすいか
  2. リムの厚さ
  3. グラスに色がついているかどうか

3つのポイントについて解説をしていきます。

1、グラスが持ちやすく、手になじみやすいか
『ステム』は細くてある程度の長さがあるほうが持ちやすいでしょう。
またステムを持つことでワインの温度変化を防ぐことができます。 

2、リムの厚さ
 『リム』が薄ければ薄いほどワインの本来の味を感じることできます。ワイングラスを選ぶ時は、最も重要視しなければならないポイントです。
ただ、薄すぎるグラスは破損しやすいというデメリットもあるので気を付けてください。

3、グラスに色がついていないかどうか
グラスに色がついていると、スワリングが難しくなってしまいます。ワイングラスを選ぶときは、色のついていない透明なグラスを選ぶようにすることが大切です。 

困ったら万能型を選ぶ

本来、ワインの種類や食べる料理の品によって決めないといけません。しかし選ぶのが難しいと思うときもあるでしょうそんなときは、万能型を選んでください。ワイン本来の匂いや味、そして舌ざわりなどは専用のワイングラスと比較するとどうしても劣ってしまいます。
一方で、万能型のワイングラスは、オールマイティにワインの匂いや美味しさを引き出してくれるので、相応の美味しさを感じることができるでしょう。 

最高級のワイングラスの管理方法

せっかく最高級品のワイングラスを購入しても管理を雑にしてしまっては、ワイングラスが引き出すワインの美味しさや豊潤さを引き出すことはできません。
また洗っていて、うっかりリムの部分を割ってしまったり、ステムの部分を折ってしまったりしてしまうことも、起こってしまいます。このようなことがないようにどのように管理をすればよいか。またワイングラスの正しい洗い方を紹介していきますね。 

リムを下にして保管をしてはいけない

ワイン初心者が補完をする際にやってしまいがちな保管方法です。
ワイングラスの縁であるリムの部分を下にしてしまうと、リムに負荷がかかり割れてしまう原因になってしまいます。
また保管をしっぱなしにしてしまうと、ガラスの表面が曇ってきてしまいます。なので、グラス専用のクロスを使ってやさしく回して拭いてください。

ワイングラスの洗い方

食器洗浄機でグラスを洗うことができるものもありますが、メーカーごとに使えるか使えないかを確認する必要があります。
手でワイングラスを洗う場合、気をつけないといけないのは、ぬるま湯で洗うということです。
最高級のワイングラスはクリスタルガラスという原料を使っています。このクリスタルガラスは急激な温度変化に弱いというという特性を持っているからです。また研磨剤入りのスポンジや金属たわしも、ガラスの表面に傷をつけたり破損の原因になったりしてしまうので、止めるようにしましょう。 

最高級のワイングラスを作っている代表的なメーカー 

最後に最高級のワイングラスを作っている世界的なメーカーを紹介していきます。
もしどのワイングラスを買えば良いか迷ってしまったら、紹介するメーカーのものを購入すればOKですよ。

1、リーデル(RIEREL

ボルドー型やブルゴーニュ型などワインの種類ごとにグラスを考案し作成したのがリーデルです。
リーデルで人気なのが、全て職人によるハンドメイドで作られた最高級品質のワイングラス『ソムリエ』シリーズでしょう。
リーデルのワイングラスの特徴は芳醇なワインの香りを余すところなく楽しめるというところです。「ワインの香りを楽しみたい!」という方にはうってつけのワイングラスです。 

2、ロブマイアー(LOBMEYR)

『軽い』、『薄い』、『強い』とワイングラスに重要な3つの要素を兼ね備えているのがロブマイアーです。
リーデルやこれから紹介するショット・ツヴィーゼルなどワイングラスを作っている会社というのは多々ありますが、各社の同タイプのグラスを比較すると、ロブマイヤー製のワイングラスは最も軽いとされています。また美しいフォルムで女性にも人気のあるワイングラスです。 

3、ショット・ツヴィーゼル(SCHOTT ZWISEL)

ショット・ツヴィーゼルは2001年亜鉛を含まない独自の新素材である『トリスタン@クリスタル』というのを開発し話題になりました。
耐久性に優れているだけではなく、高品質なため世界120か国の高級ホテルやレストラン、航空会社などで使用されています。

まとめ

ブルゴーニュやボルドーなどのようにワインにも様々な種類があり、グラスにも専用のグラスがあります。
最高級のワインを飲むときは是非ワイングラスにもこだわってみてください。きっと今まで味わったことのないワインの味と香りを楽しむことができるでしょう。

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