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【美を楽しむ暮らし】 未来に伝える最高級の天然ルビー

【美を楽しむ暮らし】 未来に伝える最高級の天然ルビー

赤く輝く宝石、ルビーは、その希少性や美しさから宝石の女王とも呼ばれている。産地によって色味に違いがあり、「ピジョン・ブラット(鳩の血)」と呼ばれる最高品質のものはミャンマー産である。天然ルビーに魅せられ、ミャンマーの鉱山の採掘権を得た日本人がいる。彼が選んだルビーは、ひときわ美しく、身に着ける人を輝かせる。

太古から人を魅了した宝物・ルビー

200万年前、人類の祖先、ホモサピエンスが洞窟の中に赤い石を集めていた形跡がある。炎の色と同じ赤い石が肉食動物を追い払い、自分たちを守ってくれると感じていたのだろうか。

時を経て1万年前、文明が栄えたバビロニアでは、土地と交換されるほど価値の高いものだった。貝殻や金が貨幣として使用されるよりはるかに昔のことである。

またバビロニアでは占星術が広まり、規則正しく動く星は、季節や農作物の種をまくタイミングを教えてくれる神であった。ある夜、流れ星が落ちてくると信じて追いかけ、偶然宝石を発見する。空から降ってきた輝く石こそが、神の石「ルビー」であった。

その頃から、装飾品にルビーをはじめとする宝石が使われるようになる。王の頭上に輝くのは神を象徴する星座を宝石で表した王冠(クラウン)。イギリス王室に受け継がれるインペリアル・ステッド・クラウン(現在はエリザベス女王の冠)に、360度宝石が散りばめられているのを見ても、宝石が権威の象徴であることがわかる。

最高級のミャンマー産天然ルビー

今、流通しているルビーは人為的に改良したものが一般的である。100年前、日本はルビーの人工合成石を爆買いした。おばあちゃん世代が結婚指輪として持っているのは、ほとんどが人工合成石だといわれている。(現在は、法の整備により、人工合成石は宝石とは表記されていない)

ミャンマー産の希少性の高い天然ルビーのみを扱う株式会社モリス。森孝仁社長は、ルビーに魅せられ、まったく未知の世界に飛び込んだ変わりダネだ。ミャンマーの鉱山の採掘権を得て現地で合弁会社を設立。ミャンマーと日本、そして世界を飛び回る。

森さんが鉱山に滞在して知ったのは、宝石という宝を見つけた人は、それを隠そうとする、ということ。良い石を掘り当てた人はそれを売ろうとはせず、家宝として大事にしまっておく。売るのは2番め以下の石だ。ルビー自体が枯渇状態になっている今、質の良いルビーは、それを持っている人に譲ってもらうしかない。それに気づいた森さんは、鉱山主仲間と人間同士の付き合いをする。お互いのことを知り、自宅に上がらせてもらうまでの関係になってこそ、譲渡が可能になるのだ。上質のものを買うだけでなく、小さすぎて放っておかれていた1ミリ程度のルビーも全て買い上げた。

石がもつ記憶

モリスルビーの輝きは華やかで手にとるとぬくもりを感じる。モリスの鉱夫は、出家経験のある僧侶でもある。雨の日でも、採掘前には必ず地べたにひざまずいて祈りを捧げる。さらに彼らは最初に石を触るときに、石に語りかけるという。

長い年月、地層の奥深いところにいて、初めて外の空気にふれ、初めて出会う人間が自分たちなら、やさしい気持ちで迎えたいというのだ。この先誰の手に渡るのか、石の未来に思いをはせ、「お幸せに」と語りかける。

「石には、ものを記憶する力があると思います。神社のご神体の多くは石です。クォーツ時計が正確なのは、石が動いた振動波を読んでいるからであり、パソコンの半導体も石、カセットテープも磁気を帯びさせた石です」と森さんは実感を込めて言う。

モリスルビーが輝きを増すのは、関わる人の思いが伝わっているからかもしれない。

さらに、掘り終えた鉱山をもとの姿に戻すことも徹底した。環境に配慮し、現地のスタッフと和をもって接し、他の鉱山主とも仲良くして助け合いながらルビーに携わる。効率重視のヨーロッパ的な採掘法ではなく、日本人のマインドに近い採掘法だ。そうしてやっと宝物である本物のルビーに巡りあえるのだろう。

京都から新しい宝石文化を発信する

古都・京都は、文化を大切に守るまちである。ものを買う時、どこの誰から買うかという出自を大事にする。宝石も同じように、産地は最も重要な品質を保証する担保となる。どんな人が持ち、その人がどんな生き方をしたのか、石はそれを記憶している。

「宝石は代々受け継いでいくものです。でも、長い年月の間に事情が変わる場合もあります。お客様に商品をお渡しする際に、この宝石を手放すときは、モリスに売ってください。どなたかに譲られる際には、その方のお名前を教えてください。とお願いしています」そのルビーの行く末まで責任を持ちたいという思いからである。

次のお客様がその宝石に目をとめたら、その石が「何年にどこで採掘され、どんな人が身につけ、いつこちらに戻ってきて、またどこに行って戻ってきたか」を説明し、その歴史とともに、手渡すのだ。

「私がお売りしたルビーと、またいつか再会できるかもしれないと待つのも楽しみの一つです」という。非効率だとわかっていながら、大切なルビーの履歴までとる、このような商売が京都らしさと相通じるのではないだろうか。

受け継がれていく宝石

「私が見た一番古い宝石は3,750年前のラムセス王の側近の指環です。今も現役で使えるほど美しい。これだけの時を経て形状変化はないのが本物です。地球から預かったその宝石の長い歴史の中で、自分が何代目の持ち主なのか、どの時代に出会えたのかということが重要です。宝物というのは、自分の次の時代を豊かにするもの。だからこそ、良い状態で次の世代につなげていく。これは現代のサスティナブルの考え方と同じです。宝石を大切にすることと、地球を守ることのコンセプトは同じだと思います」

地球の奥深い場所で生まれ、気が遠くなるほどの時間をかけて守られてきた宝石。地上に出てからは、その時代の出来事や持ち主の思いを深く深く内包し、今私たちの目の前で輝きを放っている。

ルビーを購入する際のアドバイス

鑑別書に天然コランダムと書かれているだけでは、本物のルビーか判断するのは難しいので、まずは信頼できる宝石商を探してください。見るだけで産地を見極められる人から本物だという保証をしてもらうのが安心です。一般の人が選ぶ際は、品質より好き嫌いを尊重してください。自分が身につけるものとして、一番気に入ったものを、信頼する宝石商から購入するのがいいと思います。

 

〈モリス京都三条本店【Mori’s Ruby Kyoto】〉

電話 075-254-3842

住所 京都市中京区三条通柳馬場東入ル中之町9 ASAIビル2F

営業  10:00-19:00

定休  火曜

 

〈モリス銀座店【Mori’s Ruby Ginza】〉

電話 0120-234-677

住所 東京都中央区銀座5丁目5-16 銀座テーラービル6F

営業 11:00-19:00

定休 火曜

 

公式HP  https://www.morisruby.com/

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